オフィスワークは、事務用文房具の使い勝手の良さで作業の効率に大きな差がつきます。さらに、使っている文房具の快適さが仕事上での柔軟な発想を導いてくれることもしばしば。
今回はそんな“効率化文房具”をフィーチャー。そして、芯折れのストレスなくスムーズに文章や絵が書ける折れないシャープペン3製品を試し、最も高効率なアイテムを決定しました。
シャープペンを使用中に芯が折れると、思考のリズムが崩れてイライラ。各社が発売する折れないシャープペンは、強い筆圧にも耐える堅牢性で人気です。
使用中に芯が折れると改めてノックする手間がかかり、心理的ストレスも増えます。そのため、効率化力は、強い筆圧への耐性と書き心地をチェックして算出しました。
【その1】プラチナ万年筆「オ・レーヌ シールドシャープペンシル」216円
落下や強い筆圧から芯を守る一本。二重構造のカバーが芯を3面で支え、強度が従来品の約1.5 倍向上しました。露出芯がなくなったらひと押しで約1mm芯が出ます。
↑落下や強い筆圧に強く芯が折れず滑らかに書けます
[効率化力25%UP]スプリングがスライドし芯にかかる力を吸収し保護
スプリングが芯にかかる衝撃を吸収。一般的な筆圧ではまず折れませんでした。芯にぐらつきがなく、筆の走りも滑らかです。
【その2】ゼブラ「デルガード」486円(0.5㎜)
独自のクッション機構で、垂直・斜めなどあらゆる角度の強い筆圧から芯を守ります。軸内部に芯を誘導する部品を搭載し、短い芯も詰まらずスムーズに筆記可能。
↑芯をクッションで守る独自の機構を採用
[効率化力25%UP]2つの芯保護機構により3回ノックでも芯折れなし
芯に垂直な圧力はバネで吸収、斜め圧力はガードが前に出て防御。3回ノックした長さなら芯はまったく折れませんでした。
WIN!
【その3】ぺんてる「オレンズ」540円
芯径0.2mmなのに折れないシャープペン。芯が減るにつれ保護パイプがスライドし、常に芯をサポートします。パイプが短くなったら一度だけノックして使用。
↑0.2mmの極細芯なのに折れずに細かい字が書けます
[効率化力30%UP]パイプの先が滑らかで従来品と同じ書き心地
パイプの先端は、丁寧に加工しエッジを減少。それにより、パイプが紙面に触れていてもカリカリ感なく文字が書けました。
これから残業を減らして堂々と「お先に失礼します」が言いたい人は、「オレンズ」を使ってみてはいかがでしょうか?
ちなみに、折れないシャープペンのトレンドを作ったのは2014年2月発売の「オレンズ」。0.2mmの超極細芯と“芯を出さずに書く”新発想により、年間販売目標20万本を3か月で達成しています。
【参考文献】
GetNavi編集部からプロ・編集部・ファンが、最新手帳&機能派文房具を全350点みんなでお試ししたムック「文房具&手帳ベストバイガイド」(780円+税)が発売中! 本書では使い勝手を徹底的にチェックして、”本当に買っていいもの”を紹介しているのが特徴です。
なかでも目玉特集は「文房具総選挙デラックス」。過去3年間に発売された文房具の数々から、仕事を効率化させるアイテムをTOP30まで格付けしました。本記事では、構成作家&ライターの古川 耕さん、文具ソムリエールの菅 未里さん、ライターのきだて たくさんの文房具三賢人による座談会で誌面に収まり切らなかった内容を完全書き下ろしで収録。8000字を超える熱い対談になっておりまして、本書と併せて読んで読んでいただけると幸いです!
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