文房具
2017/5/2 11:00

これさえあれば残業が激減!ビジネス文房具を使い比べてわかった「本当に効率的なデジタル化ノート&ペン」3選

オフィスワークは、事務用文房具の使い勝手の良さで作業の効率に大きな差がつきます。さらに、使っている文房具の快適さが仕事上での柔軟な発想を導いてくれることもしばしば。

 

今回はそんな“効率化文房具”をフィーチャー。そして、紙の使いやすさとデジタルの効率性を両立しているデジタル化ノート&ペン3製品を試し、最も高効率なアイテムを決定しました。

 

デジタル化ノートは、紙のノートの利便性とデジタルの分類・検索のしやすさを融合したアイテム。データ認識速度と精度の向上で、実用性も高いです。

 

デジタル化ノートは紙のノートの使い勝手にどこまで近づいたかが重要。そのため効率化力は、デジタル化したデータの取り回しやすさを考えて算出しました。

 

【その1】コクヨ「CamiApp S」実売価格2万3000円前後

カバーに内蔵されたセンサーがペンの動きを認識し、ノートに書いた文字をデジタル化。ノートにチェックを入れるだけで、スマホにデータ転送できます。

 

↑紙のノートに書いた内容をそのままデータ化できます

 

[効率化力40%UP]紙のノートに書いた内容をワンチェックでデジタル化

同社のノートのため、書き心地は問題なし。セーブも紙上で操作できるのが便利です。スマホとの連携もスムーズにできました。

 

【その2】シャープ「電子ノート〈WG-S20〉」実売価格1万1660円

液晶画面に直接文字を書き込んで、データ化する電子ノート。目的別に最大100冊(2000ページ)のノートと、約4年間(最大9冊)ぶんのスケジュール帳を管理できます。

 

↑打ち合わせ記録やアイデア、予定をどんどん書き込めます

 

[効率化力25%UP]手のひらが画面に触れても誤作動せず安心して書くことが可能

手のひらが画面に触れても誤作動せず、紙のノート感覚で書けました。これ1台で何冊ぶんものノートになるのはスマート。

 

WIN!

【その3】学研プラス「エコー・スマートペン」2万5920~3万6720円

手書きデータの保存と音声録音を同時にできるデジタルペン。手書き文字のデータをタップすると、その字を書いていたときの音声が再生され、議事録作成に便利です。

 

↑文字と音声が紐付けされて議事録作成などに便利

 

[効率化力50%UP]要点だけ聞けるから文字起こしの時間が減ります!

メモをタップすれば聞きたい音声にアクセスでき、文字起こしがラクチン。手書き中のペンの音が入るのがやや残念です。

 

これから残業を減らして堂々と「お先に失礼します」が言いたい人は、「エコー・スマートペン」を使ってみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに、デジタル化ノートの始まりは1998年に北米で発売された「CrossPad」。2011年にはメモiPhoneで撮影して読み込むノート&アプリ「ショットノート」がヒットしました。

 

【参考文献】

GetNavi編集部からプロ・編集部・ファンが、最新手帳&機能派文房具を全350点みんなでお試ししたムック「文房具&手帳ベストバイガイド」(780円+税)が発売中! 本書では使い勝手を徹底的にチェックして、”本当に買っていいもの”を紹介しているのが特徴です。

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なかでも目玉特集は「文房具総選挙デラックス」。過去3年間に発売された文房具の数々から、仕事を効率化させるアイテムをTOP30まで格付けしました。本記事では、構成作家&ライターの古川 耕さん、文具ソムリエールの菅 未里さん、ライターのきだて たくさんの文房具三賢人による座談会で誌面に収まり切らなかった内容を完全書き下ろしで収録。8000字を超える熱い対談になっておりまして、本書と併せて読んで読んでいただけると幸いです!

 

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