プロレスで、リングが崩壊する!
そんなあり得ないことが、世界的なプロレス団体WWEの興行で起こった。驚きの事態が発生したのは4月17日に行われた番組「RAW」、そのトリを飾ったビッグ・ショー対ブラウン・ストローマンの“巨人対決”だ。
ここ最近リング内外で大暴れ中のストローマン。この日は出場停止処分を受けていたが、会場へ現れると電撃的に就任したばかりのカート・アングルGMに試合をさせるよう求めた。その後、バックステージでレスラーを次々と襲撃。そこへ止めに入ったビッグ・ショーとの試合が急遽組まれることになった。
213cm/200kgという超巨漢のビッグ・ショーに対し、ストローマンも203cm/173kg。ただでは終わらない対戦と思われたが、案の定だった!
ストローマンがビッグ・ショーを抱えコーナー最上段から、スーパープレックス! 日本でいうブレーンバスターを放つと……。
衝撃でリングが崩壊! なんてこった!
試合はこのままノーコンテスト(無効試合)に。全体未聞っぽい事態だが、WWEではときどきこういったことがある。
割とよくあるリング崩壊。とはいえ、今回ほどの超ド級のものは珍しいと言えるだろう。