映画「スターウォーズ」が初公開されて今年で40周年。「スター・ウォーズの日(5月4日)」を前に、メルセデス・ベンツ日本はそれを記念した限定車「メルセデス・ベンツCLA 180 STAR WARS Edition(スター・ウォーズ・エディション)」を6月上旬より販売開始すると発表。その記念イベントが5月2日、東京・六本木のメルセデスベンツ・コネクションで開催された。
会場には報道陣のほか、一般のスターウォーズ・ファン約100名も参加。お馴染みのスターウォーズならではのコスプレをした人をはじめ、スター・ウォーズの大ファンというタレントのダンテ・カーヴァーさんも来場。さらに、映画に登場するドロイド、R2-D2、C-3POが登場してコミカルなやり取りでイベントを盛り上げた。
発表されたCLA 180 STAR WARS Editionは、流麗な4ドアクーペスタイルが特徴のメルセデス・ベンツの小型4ドアセダン「CLA」がベース。これに銀河帝国軍の機動歩兵「ストームトルーパー」をイメージしたカルサイトホワイトと、「ダース・ベイダー」をイメージしたナイトブラックの2種類を、それぞれ限定60台で用意した。価格はいずれも504万円で、標準車より69万円高い。
メルセデス・ベンツ日本代表取締役社長 上野金太郎さんによれば、「この特別仕様車は日本だけの販売で、企画実現までに1年ほどの期間を要した」という。企画に至ったきっかけは2014年に発売した「スマート」のミッキーマウスバージョンでのコラボから。「もっと何か面白いことはできないかと考えていた矢先、スターウォーズが公開40周年を迎えると知り、これはやるっきゃないな」と思い立ったという。
特別仕様車は共通の仕様として、ドライバーの操作に応じて「R2-D2」の音声が流れるドライブレコーダーを装備。エンジンをオン/オフして降車するタイミングに合わせ、それぞれ異なった音声を発する。さらに、フロントドアを開くと足元を「STAR WARS」のロゴで照らすウェルカムライトも装備するというこだわりようだ。
また、専用フロアマット/リバーシブルサンシェードが装備される。フロアマットは宇宙のイメージと「STAR WARS」ロゴを組み合わせたもので、前席左右に装備。リバーシブルサンシェードはチューバッカ、ルーク・スカイウォーカー、オビ=ワン・ケノービ、ハン・ソロが並んで映っている表と、第1作のワンシーンと名言「May the force be with you.(フォースと共にあれ)」が裏面に印刷されたものとなっている。
内外装もそれぞれのイメージに合わせたオリジナリティを見せる。カルサイトホワイトは、ホワイトをベースにブラックを随所に配したツートーン仕様で、ホワイトのボディに通常モデルでは設定のないブラックアクセントを随所に設定。インテリアはブラックを基調とした内装にホワイト系のアクセントを加え、内外装でブラック&ホワイトのコントラストに富んだ仕上げとしている。
ナイトブラックは、ボディに特別色のナイトブラックを採用し、ホイールはブラックペイントの18インチAMGマルチスポークアルミホイールを組み合わせてブラックで統一。内装ではシートのステッチやシートベルトに赤色を設定して室内空間にレッドアクセントを際立たせている。
この他、購入者特典も用意された。「スペシャルコレクターズナンバープレートおよびナンバープレートホルダー」や「ピンバッジ」などの特別なプレゼントのほか、3体のドロイド「R2-D2」、「C-3PO」、「BB-8 」と、発表された特別仕様車と一緒に写真を撮ることができるのだ。スターウォーズファンにとっては、願っても叶わなかった夢のような企画と言えるだろう。
なお、メルセデス・ベンツコネクション(東京/大阪)では、5月3日より特別仕様車の展示イベントを行うほか、「CLA 180 STAR WARS Edition マグカップ」(1900円)を5月2日より400個限定で販売している。