2015年はゼブラの「デルガード」などの“折れないシャーペン”が広い世代にヒットし、文房具業界を盛り上げました。2016年はシャーペンにとどまらず、様々なユーザーの不満を解消し、不可能を可能にしてくれる文房具が革命を起こしそうです。
これまでの不可能をなくす実力派文房具の開発が進む
これからの文房具業界では、ユーザーの不満を解決し、不可能を可能にしてくれる“ナポレオン系文房具”の存在感が増してくるとみられています。
注目は、最新のシャーペン、「クルトガ パイプスライドモデル」。芯が回転してトガり続ける機能に加え、芯と一緒に先端のパイプがスライドすることで”芯が折れない”という機能を搭載し、筆記時のストレスを解決しています。
三菱鉛筆
「クルトガ パイプスライドモデル」
486円
これは、筆箱の中でシャーペンの先端が引っかかるという不満を解決するため、パイプ部分を収納できる機構の開発をしていたことが、着想のきっかけになっているそうです。
不可能を可能にする“ナポレオン系”文房具3選
三菱鉛筆「プロパス ウインドウ クイックドライ」は、新開発の「Q-Dry(クイックドライ)インク」を使用。マーカーは乾くまで時間が必要という常識を覆し、乾燥時間を従来の3分の1に短縮した驚きの速乾性を実現しています。ペン先に窓があり、文字が見えるためはみださずにマークすることができます。
三菱鉛筆
「プロパス ウインドウ クイックドライ」
140円
また、「スコッチ秒速封かんのり」は、圧力をかけるとのりが固まる新処方で、わずか1秒で接着ができる画期的な商品となっています。独自のシリコンヘッドと持ちやすい容器設計で、のりをムラ無く塗れるのもポイントです。
スリーエム ジャパン
「スコッチ 秒速封かんのり」
432円
コクヨの「ソフトリングノート セミB5(ドット入り罫線)」は、柔らかい樹脂製のD型リングで綴じられたリングノート。従来のリングノートの不満点だった「手に当たって痛い」、「他のものがカバン内で引っかかる」という問題を解消しています。
コクヨ
「ソフトリングノート セミB5(ドット入り罫線)」
324円