2015年にヒットした「サードウェーブコーヒー」や「ココナッツウォーター」など、ドリンクのトレンドは海外のブームに影響される傾向があり、その流れは16年も続くと見られています。なかでも、ひと際注目されているのが“台湾ティー”です。
斬新なメニューも魅力の台湾ティーの専門店
上陸というと欧米をイメージしがちですが、台湾勢にも注目です。15年は、春に「アイスモンスター」が、秋に「彩茶房」と「ゴンチャ」が相次いで国内に店舗をオープンしました。
彩茶房
住所:東京都渋谷区神宮前1-10-37 CASCADE HARAJUKU 1F
彩茶房は、台湾や中国を中心に世界で約650店舗を展開するカフェの新業態として、2015年10月3日に日本1号店が東京・表参道に誕生。直輸入の台湾茶をベースにした多彩なドリンクと、台湾の夜市をイメージしたフードが楽しめます。
名物は、甘いクリームチーズがのった「岩塩チーズティー」(写真中央/M500円、L530円、ホット530円)。「魯肉飯」(写真左)や「担仔麺」(写真右)など、フードも充実しています。
スイーツも豊富で、「もこもこミルクティー」(550円)は、綿菓子に紅茶をかけると下からスイーツが現れます。
自由にカスタマイズできる約20種類の台湾ティーが飲める
ゴンチャ
住所:東京都渋谷区神宮前6-6-2 原宿ベルピア1F
ゴンチャはアジア、オセアニア、北米で約1100店舗を展開するカフェで、2015年9月に日本1号店を表参道にオープン。直輸入の良質茶葉による台湾ティーを約20種類揃えており、自由にカスタマイズできるのも魅力です。
自慢のお茶は、ティーコンシェルジュが丁寧に抽出。トッピングの種類や量、甘さなどは自由にセレクト可能です。
両店とも、良質な茶葉によるかつてないおいしさに加え、日本における流行発信地である原宿・表参道にオープンしたという点もポイント。かつてのブームから定番になったタピオカミルクティーのように、新たな台湾ティーが今後のトレンドを牽引するセカンドウェーブになりそうです。