【大人のためのハイレゾオーディオ完全マニュアル】
いまオーディオ界で最もアツいワード、それは「ハイレゾ」。CDよりもはるかに高音質なハイレゾ音源なら、まるでライブ会場にいるような、臨場感たっぷりの音楽を体験できるんです。ここでは、GetNavi特別編集「大人のためのハイレゾオーディオ完全マニュアル」にも掲載している、編集部オススメのハイレゾ対応アイテムを紹介しちゃおうってなもんですよ!
一番のオススメは「ポータブルオーディオ」スタイルだい!
ハイレゾ音源を楽しむには、大きく分けると3つのスタイルがありんす。
ひとつめは、ウォークマンなどの携帯プレーヤーで音源を再生し、ヘッドホンで楽しむ「ポータブルオーディオ」。
ふたつめは、PCで再生する「PCオーディオ」。
みっつめは、専用のネットワークオーディオプレーヤーで再生する「ネットワークオーディオ」。
なかでも編集部のオススメは、断然「ポータブルオーディオ」でやんす。
インドア・アウトドアを問わず、いつでも楽しめる手軽さが魅力。しかも、システム構築に必要なアイテムが比較的リーズナブルなので、それほど多額の資金をつぎ込むことなく始められるのもポイントです。
これからハイレゾを始める人は、ポータブルオーディオをご検討あれ!
携帯プレーヤーは、使い勝手の良さが重要っす!
まずは再生機器(プレーヤー)選びにレッツトライ!
ポイントは、「対応するハイレゾ音源のレート」と「使い勝手」ざんす。
ハイレゾ音源とひと口で言っても、WAVやFLAC、DSDなど、様々なファイル形式がありんす。また、同じ形式でも96kHz/24bitや192kHz/32bit、DSDなら5.6MHzなど、音源によってサンプリング周波数(音の高低)や量子化ビット数(音の大小)が異なっているのでござい。簡単にいうと、数値が大きいほどデータ量が大きくなり、高精細な音ということになります。
携帯プレーヤーなどの再生機器を選ぶ際は、対応しているサンプリング周波数と量子化ビット数の数値を事前に確認するのがマストです!
また、基本的に毎日使うものなので、操作性や携帯性なども非常に重要。
違和感なく扱えるか、ポケットやバッグに入れて持ち歩くのに不便ではないか、購入する店舗で実際にモノを見てから判断するのがベターかと思われますね。
それらを踏まえたうえで、編集部のオススメアイテムを、プロ野球選手に例えながら発表するぜ!
ハイレゾビギナーはコレ買っとけ!
ソニー
実売価格NW-A16(32GB)2万6460円、NW-A17(64GB)3万4860円
最大192kHz/24bitに対応する、世界最小・最軽量のハイレゾプレーヤー。ウォークマンならではの高い操作性も魅力です。価格も手ごろなので、これからハイレゾデビューするという人には特にオススメ! DSDには非対応。プロ野球選手に例えるなら、必ずしもハイスペックではないものの小回りが利いて安心感もある、福岡ソフトバンクホークスの今宮健太選手です。
“通”ぶりたい人にオススメ!
アステル&ケルン
実売価格10万9800円
リニアPCM最大384kHz/32bit、DSD最大5.6MHzに対応。同シリーズの最上位モデルに搭載されている高音質技術を生かした設計で、価格以上のサウンドが楽しめると断言できます。といっても決して安くはないので、中級者向けの一品。プロ野球選手に例えるなら、そつのないプレーが身上で、ここ一番での勝負強さに定評がある、読売ジャイアンツの井端弘和選手でしょう!
ヘッドホンは、デザイン重視で選んでもいいと思う
携帯プレーヤーを購入したら、次はヘッドホンを選びませう。
日本オーディオ協会の定めるところによりますれば、「ハイレゾ対応ヘッドホン」の基準は、「高域再生性能40kHz以上」とのこと。メーカーのホームページなどを見てみると、ヘッドホンのスペックに「再生周波数帯域」っちゅう項目がありまして、この最大値が40kHz以上だと「ハイレゾ対応」ということになるわけです。
でも。しかし。
ぶっちゃけあんまり気にしなくていいみたいです!
ここだけの話、人間の耳って20kHzくらいまでしか聴こえないらしいですよ。
というわけで、もちろん性能は重要なんですが、ここではデザインも重視してオススメのヘッドホンを見繕ってみました。あっ、もちろんプロ野球選手にも例えてます。
性能もデザインも秀逸なキング・オブ・ヘッドホン
オーディオテクニカ
ATH-MSR7
実売価格2万9030円
ヘッドホンの雄・オーディオテクニカが満を持して送り出した最新モデル。原音に忠実で、余計な味付けのないストレートなサウンドは、北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手の、指にかかった回転の良い真っすぐを彷彿とさせます!
スリムな形状から美しいサウンドを響かせる
クリプシュ
実売価格1万7370円
コンパクトなハウジングと、クラゲのようなイヤチップの形状が特徴のインイヤータイプ。特に女性ボーカルなどを美しく再現できます。余談ですが、筆者も愛用しているモデルです。プロ野球選手に例えるなら、スリムなボディからしなやかなフォームでキレのあるボールを投じる、埼玉西武ライオンズの岸 孝之選手でしょう!
「ハイレゾオーディオ完全マニュアル」とは?
この記事ではほんのさわりだけの紹介となりましたが、ハイレゾオーディオは非常に奥の深い趣味であります。一方で、初心者にはハードルが高いというイメージもあり、敬遠されがちなのもまた事実。GetNavi特別編集「大人のためのハイレゾオーディオ完全マニュアル」には、リスニングに必要なアイテムの選び方から、機器の設定術、ハイレゾ音源を入手する方法や、より良音で楽しむためのコツまで、ビギナーでもハイレゾオーディオを楽しみ尽くせる情報が満載です。あと、ハイレゾ音源をプレゼント(期間限定)。ぜひお手に取ってご覧ください!
GetNavi特別編集
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