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2017/7/18 17:00

伝言メモの「書類で埋もれてしまう問題」を解決! カンミ堂の新作「タテトコ」は机の上で自立する精巧なふせんだった!

ここ数年の間、ふせんの活躍の場は拡大し続けている。これまでふせんといえば、手帳や読みかけの本のすみっこにぴろっと貼り付いているだけのものだったのに、最近はあちこちで仕事をするのを見かけるようになった。

 

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「名刺専用ふせん」が名刺の上に貼り付き、学習内容を書き留めた「ふせん学習専用ふせん」がノートの紙面を埋め尽くしたり。労働現場にそれぞれ特化して効率を高めたスペシャリストたちである。で、この7月に発売されたばかりの最新ふせんは、主に机に貼り付くことになった。机の上に立ってメッセージを伝えるのが彼の仕事だ。

 

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カンミ堂 タテトコ  ToDo 3色/各440円 方眼タイプ 3色/各420円 

カンミ堂から新たに発売されたのが、立てて貼るふせん「タテトコ」である。カンミ堂といえば、昨年には机の上に立てておけるふせん「SUTTO」を発売したが、あちらはふせんストッカーを机に立てて置けるというもの。「タテトコ」は、ふせんが立った状態で机に貼れるので、似ているようで用途がまったく違うのだ。

 

↑机に貼ることで自立するので、メッセージが目立つ
↑机に貼ることで自立するので、メッセージが目立つ

 

「○○さんからお電話ありました。至急折り返しお願いします」などの伝言メモは社内でも頻繁にやり取りされると思うが、これが意外と危険をはらんでいる。なにが危ないかって、メモ一枚を相手の机の上にヒラっと置いておくとして、その上から別の誰かが関係ない資料を積んでしまうかもしれない。あるいは、エアコンの風で飛んでしまうかもしれない。

 

そうなると、伝言はまず伝わらない。仕事上、それは結構マズいのではないか。気の効いた人なら、ふせんに伝言を書いてモニターに貼っておくといった対策を取るはずだが、例えば「届いているFAXに対して返信を急げ」というような伝言には使いづらい。そういう場合でも、「タテトコ」ならば間違いなく効果を発揮する。

↑使い方はパッケージ台紙の裏側に記載
↑使い方はパッケージ台紙の裏側に記載

 

使い方は、まずメッセージを書いた一枚を切り離し、下部の切れ目から折り曲げる。強めにグッと折ったら、はがすマークのところから剥離紙をはがして机に貼り付けるだけ(折る前に剥離紙を剥がすと貼りづらいので、必ず先に折ること)。

 

粘着部分はフィルムになっているので弾力があり、折り目を付けても戻ろうとする。その力でふせんが立つ、という仕組みだ。ただ、フィルムの弾力は結構強いので、そのままだとじわじわ戻り過ぎて、メッセージを書いた面が伏せってしまう。

↑この“ポッチ”がストッパーとして働いてくれる
↑この“ポッチ”がストッパーとして働いてくれる
↑フィルムの弾力を支えて前に倒れないようにしてくれる
↑フィルムの弾力を支えて前に倒れないようにしてくれる

 

実は「タテトコ」の“細かいけどよくできてるポイント”がそこだ。よく見ると、切れ目から折ったときにふせんの下部中央がちょびっと飛び出すようになっている。この飛び出した部分がストッパーとなり、必要以上にフィルムの弾力が戻らないように支えているのだ。ほんのわずかな工夫だが、非常に良くできている。

↑目立つので、共用のToDoとしても使える
↑目立つので、共用のToDoとしても使える

 

「タテトコ」には伝言に使いやすい方眼タイプと、ToDoリストが印刷されたタイプがある。ToDoリストは自分がいつでも目に入る場所に貼って確認する以外にも、部下に仕事の指示をするときに使ったり、部署内のミーティングテーブルに貼って全員の共有作業ToDoにすることもできる。

↑フィルムの弾力が強いので、封書に入れておいても自立する
↑フィルムの弾力が強いので、封書に入れておいても自立する

 

また、ちょっと変わった使い方として、相手先に送る書類に貼り付けてから封筒に入れておくと、先方で開封されたときにメッセージが立ち上がるのだ。書類に関して見逃されたくない注釈をつけたい場合など、意外と役に立ちそうだ。

 

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