いまや夏の定番となった「ケンタッキーフライドチキン」(以下:KFC)の「レッドホットチキン」。今年は6月22日に発売され、恒例のアツいシーズンがやってきました。楽しみにしていたファンの方も多いでしょう。でも、ちょっとお待ちを! 今年はそれだけじゃないんです。限定メニューがほかにも続々、さらには“お酒が飲める”店舗の出現など、昨今のKFCには注目すべき点がたくさんあるのです。今回はその現状を確かめに行ってきました!
辛さに磨きがかかった「レッドホットチキン」
まずはおなじみの…、と思ったら、ひと味違う!? 「レッドホットチキン」についての紹介を。実は「レッドホットチキン」は昨年リニューアルされたのですが、今年もそのおいしさを受け継いでいます。
原料は国内産の若鶏を使用。厳選したチキンの旨みと、レッドペッパー、ホワイトペッパー、ハバネロといった、刺激的な香辛料を利かせたキレのある辛さが味わえます。ポイントは“肉の中から湧き出す”別格の辛さ。衣は専用の粉によるもので、「オリジナルチキン」よりもクリスピーな食感に。辛いものが食べたくなる夏にピッタリの、ヤミツキになるおいしさです。
辛さの質が違う!? 新登場の「レッドホットシュリンプ」
お次は6月22日に初登場した辛い系メニュー「レッドホットシュリンプ」を味わってみましょう。こちらは中から辛さが出てくる「レッドホットチキン」とは異なり、後がけソースで辛さを完成させる商品。そのままでは辛くないので、「海老は好きだけど辛いのは苦手」という人でも楽しめます。
チキンと比べてパリパリッとしたクリスピーさを感じられる衣の中には、プリプリのエビ。そしてソースは、辛さだけでなく甘さや酸味も感じられる、チキンとは一風変わったエスニックでスパイシーな味わいです。うーん、こちらも辛い。だがウマい!
南国の風を感じる濃厚スイーツドリンクでひと休み
辛いもの続きで、少し甘いものが欲しくなってきました。そんなときには、こちらも期間限定の「クラッシャーズ マンゴー&マンゴー」(350円)がおすすめ。
3種のマンゴー果肉が入ったソースによる、濃厚な“飲むスイーツ”。そのフルーティさは格別です。刻まれたパイナップルの果肉も入っていて、いい食感のアクセントに。
都内で2か所だけ! KFCの新業態店はチキンでお酒を飲める
もしかしてお酒が好きな方なら、こう思ったことがあるかもしれません。「揚げたてのケンタッキーのチキンで、お酒を飲む事ができたら……」そんな夢のようなこと、叶う場所があるんです。それが、高田馬場と赤羽(ビーンズ赤羽)にある“飲めるKFC”。クラフトビールやワインなどバラエティ豊かなアルコールメニューがある、カフェ&バルスタイルの店舗です。
さっそく一杯いただいてみました。高田馬場店では通常メニューに加えて、17:00からお酒や欧風料理などのバルメニューを提供しています。生ビールに始まり、常陸野ネストのクラフトビールなど、お酒のラインナップは実に豊富です。なかでも注目は、「カーネルハイ(460円)」。サントリーと共同開発したオリジナルで、“ケンタッキーフライドチキンに世界一合う”ハイボールなんです。
店内は遊び心のある内装にソファ席などもあり、ゆっくりくつろげそうな印象です。いままで朝・昼のイメージが強かったKFCですが、これで夜も気兼ねなく行くことができますね!
今年の夏はレッドホットの辛さの合い間に、甘いマンゴーのクラッシャーズで“アメとムチ”を。そして高田馬場と赤羽なら、夕方からはキンキンに冷えたハイボールで最高のペアリングも味わえます! また、10月1日まで関東を中心とした一部店舗では「ザ・プレミアム・モルツ」も提供中。既存の枠にとらわれないケンタッキーの楽しみ方、みなさんもぜひお試しを!
【SHOP DATA】
ケンタッキーフライドチキン高田馬場店
住所:東京都新宿区高田馬場1-28-10
アクセス:JRほか「高田馬場駅」早稲田口徒歩1分
営業時間:7:00~23:00(バルメニューの取り扱いは17:00~23:00)
定休日:なし