日本の朝食の定番「フルグラ」は、スーパーやコンビニなど、どこにでも置いてあるほど身近で、鉄分、食物繊維、8種のビタミンが摂れるグラノーラです。しかも驚くのは、発売当初からほとんど味を変えていないこと。次から次へ新しい食べ物が出てくるフードカテゴリで、味を変えずに支持されているのは、フルグラの完成度がいかに高いかを物語っています。
ではこのフルグラを、海外の人が食べたらどのような評価をするのでしょうか? 今回月刊誌GetNaviとGetNavi webの連載「テスマケ」の番外編として、近年シリアルの需要が伸びている中国、台湾と、古くからのシリアル大国・アメリカ出身の方に、3種類のフルグラを食べてもらいました。
【商品詳細はコチラから】
カルビー「フルグラ」公式ページ:https://www.calbee.co.jp/frugra/
カルビーフルグラオンラインショップ:
http://shop.calbee.jp/granola/shop/a/a171013/
【試食した人】
(左)パク・ユナ さん:中国・吉林出身。赤い袋の定番フルグラが好きで、秋冬はほぼ毎日食べているそう。
(中)コリン・カナレ さん:米国・カリフォルニア出身。フルグラは週に3~4回食べるとか。
(右)リン・チェンファ さん:台湾・台中出身。週に2~3回、ミルクと一緒に食べています。
自国のグラノーラは甘い! 固い! 質素!
はじめに、それぞれ自国と日本のグラノーラ系商品の違いを聞いてみました。すると、フルグラのクオリティの高さまでもが明らかに!
「アメリカでは、オーツ麦系のグラノーラと、コーンフレーク系のシリアルで分かれているね。ただどちらもシュガーが多くって、ほとんどの商品が甘すぎるのさ。だからカロリーも高いんじゃないかな。その点、フルグラは不自然な甘さがない! フルーツの甘さも感じられておいしいから、ヘルシーな気がするよ」(コリンさん)
「台湾で食べていたグラノーラはスゴく固かった印象。それに、台湾ではフルーツ入りって見たことなかったですね。だから初めてフルグラを食べたときはビックリ! グラノーラって、おいしいものとして食べるというより、健康のために食べるイメージだったから」(リンさん)
「同感! 中国では健康意識の高い人がグラノーラをよく食べてるんですけど、味が付いてない商品が多いんです。でもそれらは全然おいしくなくって。だからフルグラは中国ですごく人気なんですよ!」(パクさん)
アメリカは種類が豊富ながら甘すぎるタイプが多く、一方で中国や台湾にはフルーツの入った商品が少なくて日本のグラノーラが人気のよう。特に中国では、日本に行った際の旅行のお土産としてフルグラを頼まれるケースが非常に多いそうです。ということで、いよいよ実際に食べてもらい、感想を聞いてみることに。
【実食その01〜フルグラ〜】
フルグラシリーズの定番。香ばしく焼きあげた玄米とオーツ麦に、ドライフルーツをミックス。食物繊維や鉄分がたっぷり含まれています。800g/380g/180gをラインナップ。
【中国出身・パクさんの感想】
「おやつ感覚で食べられるおいしさって、中国のグラノーラではあまり考えられないからこれはやっぱりスゴいです。いろんな穀物とフルーツが入っているから、食べ飽きないのも魅力ですね!」(パクさん)
【アメリカ出身・コリンさんの感想】
「味のバランスがGOOD! 適度な甘さだからベタベタしないし、後味もさっぱりしているよ。あとは色味もアメリカのように変にカラフルじゃないから、ナチュラルな感じがして健康にもよさそう」(コリンさん)
【台湾出身・リンさんの感想】
「台湾によくあるオートミールとはやっぱり違う! 香ばしいし、適度な甘さが私にピッタリ。私はいちごが好きだから、これは本当においしいと思います!」(リンさん)
【実食その02〜フルグラ チョコクランチ&バナナ〜】
オーツ麦、ライ麦、玄米などの穀物を丁寧に焼き上げたグラノーラに、サクサクのチョコクランチとバナナをトッピング。子どもから大人までみんなが大好きな味わいです。700gと350gがラインナップ。
【アメリカ出身・コリンさんの感想】
「チョコといっても、チョコレートバーを入れた感じじゃなくてやっぱり甘すぎないからおいしいね! グラノーラ生地とのペアリングもスゴくイイんじゃないかな。ボクはとっても好きな味だよ」(コリンさん)
【中国出身・パクさんの感想】
「チョコもバナナも、そこまで主張が強すぎないからグラノーラとしてのおいしさがしっかり楽しめるんですね! 全体としての完成度が高いと思います」(パクさん)
【台湾出身・リンさんの感想】
「チョコもバナナも、ミルクとの相性がイイですね。大きめのバナナがしっかり入っていて、酸味はほかのフルグラより控えめだから子どもには特にウケるんじゃないでしょうか」(リンさん)
【実食03〜フルグラ 糖質25%オフ〜】
カラダにうれしい糖質25%オフ(※)。グラノーラ生地には豆乳、トッピングにはクラッシュアーモンドやくるみを使うことで、甘さ控えめながらも香ばしく、飽きのこない味わいを実現しています。
【中国出身・パクさんの感想】
「このおいしさにはビックリ! いままで定番の赤いフルグラを食べていたけど、私はミルクと合わせるならこっちの糖質25%オフ(※)のほうが好きです。優しい風味とクラッシュアーモンドの香ばしさがマッチして、止まらないですね~!」(パクさん)
【アメリカ出身・コリンさんの感想】
「おお~これは全体的に甘さ控えめだけど飽きないテイスト! モアナチュラルだ。こんなにやさしい味のグラノーラがあるなんて、アンビリーバボーだよ!」(コリンさん)
【台湾出身・リンさんの感想】
「フルーツがしっかり入っているけど、さらに甘すぎない素朴な味わい。これは故郷のおじいちゃんに食べさせたいです」(リンさん)
【まとめ】
3つを食べ終えて、3人はどう感じたのでしょうか。個人的にはどれが一番よかったのか、などを総論的に語ってもらいました。
パクさんのイチオシ フルグラ 糖質25%オフ
「糖質25%オフ(※)を初めて食べましたが、ミルクと混ぜたときの甘すぎない味に大満足。トリコになりました! だから私は糖質25%オフ(※)、定番のフルグラ、チョコクランチ&バナナの順です」(パクさん)
コリンさんのイチオシ フルグラ チョコクランチ&バナナ
「ボクはチョコと定番のフルグラが甲乙つけがたいんだけど、毎日食べるなら定番のほうかな。次がチョコクランチ&バナナで、糖質25%オフ(※)だね。どれも日本らしい繊細なおいしさで、健康的なのもよかったよ」(コリンさん)
リンさんのイチオシ フルグラ
「改めてじっくり食べ比べると、どれもそれぞれにキャラクターがあって面白かったです。わたしはフルーツが好きなので、色々なフルーツが入っている赤いフルグラがやっぱり一番です。次に糖質25%オフ(※)、チョコクランチ&バナナの順ですね」(リンさん)
シリアル大国であるアメリカをはじめ、「自分の国の方がおいしい」とはならず日本のフルグラを大絶賛するという結果に。特に評価された点はフルーツのおいしさや、ちょうどいい甘さにあったといえるでしょう。世界が認める日本のフルグラ、改めてじっくり食べてみると思わぬ発見があるかもしれませんね!
※:カルビーフルグラ比較
【商品詳細はコチラから】
カルビー「フルグラ」公式ページ:https://www.calbee.co.jp/frugra/
カルビーフルグラオンラインショップ:
http://shop.calbee.jp/granola/shop/a/a171013/