雑貨・日用品
キッチン用品
2017/12/31 16:00

【日用品大賞】本当に使いやすいタンブラーはどれだ? 代表4製品を3項目で徹底比較&採点!

タンブラーの口当たりをはじめとした実際に使った印象は、製品購入時に大いに気になるものの、通常店頭ではこれらを試すことはできません。ここではそんな重要なポイントをスタイリストの佐々木 誠さんが実際にチェックし、ガチにインプレッションしました。洗いやすさ/持ちやすさ/口当たりの3項目をそれぞれ5点満点で採点していきます。

 

私がテストしました! スタイリスト佐々木 誠さん

GetNaviをはじめモノ&ファッション誌を中心に活動。幅広いジャンルのスタイリングを手掛けている。

 

 

佐々木さんによると「飲み口が薄いとすっきり感が、 厚いとまろやかさが強調されます。 普段使うカップに近いものを選ぶ と失敗しにくいです」とのこと。それでは早速、代表4製品を比べていきましょう。

 

【エントリーNo.01】象印マホービン SX-DB45

20171121_suzuki21

 

高い保冷・保湿力と丸みのある口当たりの飲み口の450mlモデル。内面がつるつるした仕上げなので、洗いやすく、汚れがキレイに落ちやすいです。実売価格1860円。

【洗いやすさ】4点

20171121_suzuki22

奥まで手が入るので洗いやすく、すすぎも簡単。食洗機にも対応します。

【持ちやすさ】4点

20171121_suzuki23

450mlという大容量。その割に下部に窪みがあるため、持ちやすい。

【口当たり】4点

20171121_suzuki24

金属感が多少口に残ります。丸い飲み口はやわらかい口当たりです。

 

【エントリーNo.02】サーモス JDE-420

20171121_suzuki25

真空断熱構造の420mlタンブラー。外側はほとんど熱くならないので持ち心地は極めて良好。丸洗いができ、食洗器の利用も可能なのも便利です。実売価格1560円。

【洗いやすさ】4.5点

20171121_suzuki26

底が浅く、スポンジを入れやすいです。すすぎもスムーズにできます。

【持ちやすさ】5点

20171121_suzuki27

ピッタリ手に収まるサイズ。真ん中をつかんでも無理なく持てました。

【口当たり】4.5点

20171121_suzuki28

飲み口の大きさは一般的なコップと同サイズ。とても飲みやすいです。

 

 

【エントリーNo.03】ドウシシャ 飲みごろタンブラー 400ml

20171121_suzuki29

表面の結露や熱を防ぎ、常に快適な持ち心地で飲めます。暖冷どちらの飲み物にも対応し、いつでも飲みごろのちょうどいい温度を保ちます。実売価格1300円。

【洗いやすさ】5点

20171121_suzuki26

水洗いはスムーズ。サイズが小ぶりで深さがなく、手洗いが楽です。

【持ちやすさ】4点

20171121_suzuki31

全体的にはかなり細身ですが、下部が太めで、少し持ちにくいです。

【口当たり】4点

20171121_suzuki32

飲み口の大きさは標準的で、口に当てやすいです。薄手で口当たりも上々。

 

【エントリーNo.04】YAMAZEN マジックタンブラー ITD-450

20171121_suzuki33

 

冷たさや温かさが長続きする450mlの大容量タンブラー。4本セットで1本あたり1000円を切るコスパの高さなので、家族用に買うのもアリです。実売価格3411円(4個セット)。

【洗いやすさ】3.5点

20171121_suzuki34

奥が深く、手洗いは多少困難ですが、直線型ですすぎはスムーズ。

【持ちやすさ】3点

20171121_suzuki35

下まで太いので、手に余る部分があります。そのぶん容量は450mlと多いです。

【口当たり】3.5点

20171121_suzuki36

飲み口が広く、口が小さいとやや辛いです。一気に飲みたいときには◎。

 

タンブラー大賞:サーモス JDE-420

持ちやすく洗いやすい万能型のサーモス

持ちやすく洗いやすい 万能型のサーモス サイズ感と飲み口が一般的なコップに 近く、総合的に高い実力を示したサー モスが大賞に。420mlという容量の割 に底が浅く洗いやすいのも利点です。

 

「保温性はどのモデルも高く、2時間の 映画を見ても最後まで氷が溶け切らな いことがほとんどです。一方で持ちやす さは差が生まれてくる部分。サーモス や象印のような手に収まりやすいモデ ルは使いやすいですね」 (佐々木さん)