本・書籍
2017/12/11 11:00

婚活はもう古い!? 2018年幸せになるキーワードは「魂活」だ!

就活からはじまり、婚活、妊活、温活、保活、終活などなど、現代は「◯活」という言葉で溢れている。いずれも、生きていく上でより幸せになるため、自分が望むライフスタイルを手に入れるために、私たちは「◯活」に励む。

59199205 - macro close up of young woman meditating with eyes closed.conceptual spiritual background with light beam.

そんななか、いま注目なのが「魂活(こんかつ)」だ。目には見えないが体で感じることができるような、いわゆるスピリチュアルな体験を積むことで、自らを魂レベルで向上させる活動、とでもいおうか。

 

「スピリチュアルな世界って、胡散臭いな」とお思いの方も多かろう。まずは、私の体験を聞いてほしい。

 

 

オーラが見えました。

幼い頃は、聞こえるはずのない声を聞いたり、見えるはずのない姿を度々目撃したりしていた。いわゆる「霊感」というものが多少あったように思う。だが、成長するにつれ、無垢な心を失ってしまったからだろうか、その手の能力はすっかり無くなった。

 

とはいえ、何かきっかけがあると、再び不思議な体験をしているのも事実。

 

たとえば、私がゴッドハンドと仰ぐ整体師のヘッドマッサージを受けていたときのこと。タオルを目の上に当てていたため、光は遮断されていたはずだった。だが、目の裏側あたりに、じんわりと色が浮かぶことがある。不思議に思ってそのことを整体師に告げると、まさしくそれが「オーラ」なのだとか。

 

なんでも、血液が滞っているときは青や黒など暗い色、調子が良いときは白や黄色などの明るい色が見えるらしい。確かに、施術直後の体がゴリゴリのときは青が見えていたが、施術中、体がどんどん温かくなってくると、色は黄色っぽく変わってきていた。

 

また、マッサージの最中に、ふと体の中を細胞が流れていくような感覚に気づくことがあるが、整体師いわく、それは気が流れている証拠なのだとか。いやはや、自分の体ながら、不思議満載である。

 

 

インナーチャイルド(自分の中の悲しみ)に気づきました。

もうひとつ体験談を。

 

今から8年ほど前、「ヒプノセラピー」という催眠療法を受けたことがある。といっても、催眠術にかかるわけではなく、意識がなくなるわけでもない。

 

人間の意識は、実は5%ほどしか使われておらず、ほとんどが眠っている潜在意識なのだとか。その潜在意識にアクセスして、自分自身も気づいていないような心の傷(いわゆるトラウマ)や欲望などに耳を傾ける、という趣旨のもの。

 

こう説明すると、いささか怪しい感じもするのだが、これがかなり衝撃を受けた。

 

横になってセラピストの誘導と鐘の音を聞いているうちに、眠っているでも起きているでもない、ふわーっと心地よい状態に誘われる。そして、徐々に過去の自分の姿や風景が脳裏に浮かんでくるのだ。その浮かんできたシーンによって、自分の潜在意識の中にいる子ども時代の自分(インナーチャイルド)に気づくことができるのだとか。

 

私の場合は、成人式で同級生が集まっている様子を少し離れたところから眺めている場面が見えてきた。

 

施術後のセッションで、私は昔から人付き合いがわりと得意で、誰とでも仲良くなれるタイプだったのだが、裏を返せば、一人になることを極端に怖がる、誰にも相手にされないことを必要以上に恐れているのだと指摘された。確かに、子どもの頃に2人組のペアを作るときはすごく嫌だったし、特定の子と仲良くするのも避けていたように思う。小中学校時代の同級生と久々に再会できた成人式、心の底からは楽しめなかったなぁ、そういえば。

 

そんな、気づかないうちに抱えていた潜在意識の悲しみに気づき、今後どのように生きていけば、その悲しみが癒せるかを知れたのが、ヒプノセラピーだった。実際、以降はなんだか生きやすくなった気がする。

 

 

次に気になるのはアーシング!

最近気になっているのは、「アーシング」だ。裸足で地面に立ち、大地に直に触れることで、体内に蓄積された電磁波を放出し、大地のエネルギーを得るという健康法。土や芝生の上を裸足で歩くだけでいいらしいので、少し温かくなってきたら試してみたい。

 

……とここまで書いていると、「この人、そっち系?」と思われるかもしれないが、実際にはありえない話(SF系)の映画やドラマは好きではない。基本的に、超現実主義者である。だが、世の中には不思議な力や直感が働くことがあるというのも、これまた事実であり信じている。

 

先日手にした『魂活道場』(辛酸なめ子・著/学研プラス・刊)には、既述した体験はもちろんのこと、水晶球霊視、ダウジング、アニマル・コミュニケーション、透視能力開発講座など、なんとも興味深い魂活レポが36集録されている。辛酸なめ子氏の率直な感想や後日談も実におもしろい。そして、魂活3年を経て、彼女自身、直感力がアップしたことを感じているのだとか。ビバ、魂活。

 

来る2018年は、老若男女みな「魂活」に励んで、笑顔で毎日を過ごそうではないか!

 

 

【著書紹介】

GKNB_BKB0000405916644_75_COVERl

魂活道場

著者:辛酸なめ子
出版社:学研プラス

漫画家・エッセイストの辛酸なめ子がスピリチュアル界の達人に講義を受ける体験レポート。秋山眞人のオーラ視、Dr.コパの風水、鏡リュウジの占い、まさかのインド訪問などを通じて、迷える女性の魂はいかに磨かれたか? 月刊ムーの連載を書籍化。

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