12月24日に行われた第62回の有馬記念は、キタサンブラックが1番人気にこたえて快勝。引退レースで見事“有終の美”を飾った。
【みんなのKEIBA 次回2018年1月7日(日) 午後3時】
最も愛された王者が魅せた圧巻のクライマックス。
有馬記念は断然の1番人気②キタサンブラックが有終の美を飾りました!
武豊騎手はオグリキャップ、ディープインパクトに続いて名馬のラストランを見事に導きました!キタサンブラックおめでとう! pic.twitter.com/pAUbgr3diG— フジテレビ競馬 (@fujitvkeiba) December 24, 2017
歌手の北島三郎氏がオーナーを務めていることもあり、競馬ファン以外からの人気も高いキタサンブラック。
この勝利でG1の勝利数を「7」とし歴代最多記録に並んだほか、獲得賞金は18億7684万3000円に到達。あの名馬テイエムオペラオーを抜いて歴代トップに立った(※「秋古馬三冠」の褒賞金などを含めるとオペラオーが上)。
さて、有馬記念が終わると「今年も一年お疲れ様でした」という気分になってしまうが、実はまだ、大きなレースが存在する。
といっても、地方競馬の総決算、今年も12月29日に大井競馬場で開催される東京大賞典の話ではない。今年からG1に昇格したホープフルステークスのことだ。
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同レースは、1984年にラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークスとして創設され(※現在の馬齢表記でいう2歳)、1991年からは牡馬・騸(セン)馬限定の2000m戦に(※現在は牡馬・牝馬限定)。年末の時期に2歳馬を対象とした2000mのグレードレースは珍しいことから、翌春の皐月賞やダービーを狙う有力馬が毎年のように出走している。
そうしたこともあって、2014年に「ホープフルステークス」と改称されていたこのレースが、今年からG1に昇格! 12月28日の木曜日、中央競馬における“最後のG1”として開催されることになったのである。
遅ればせながら。
第34回 #ホープフルステークス 枠順確定! #keiba #keiba_radio pic.twitter.com/lNQD1qJg79— 中央競馬実況中継(ラジオNIKKEI) (@keiba_ana_east) December 26, 2017
今回のレースでは、デビューから2戦2勝、母はG1馬ビリーヴという良血のジャンダルムなどが人気を集めそうだ。果たして今年最後のG1を制するのはどの馬?