ワードで図形内に文字を入れる際、「文字の位置が思うように調整できない……」なんてことはないでしょうか。特に上部の空きが気になりますよね。図形内で文字を上に移動するには、行間隔を狭めるのがコツです。あるいは、内部余白を小さくしても上に移動します。また、図形と文字を別々に作り、重ねて位置を調整することも可能。それでは1つ1つ詳しく解説していきましょう。
![116-01](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2018/01/116-01.png)
【方法①】
行間隔を狭める
行間隔を狭めるには、行間を「固定値」に設定し、間隔を指定します。
![116-02](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2018/01/116-02.png)
![116-03](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2018/01/116-03.png)
「段落」画面が表示されます。
![116-04](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2018/01/116-04.png)
行間隔が変わり、文字が上に移動します。
![116-05](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2018/01/116-05.png)
【方法②】
図形内の上余白を小さくする
図形内の上余白を小さくするには、「図形の書式設定」画面でテキストボックスの上余白を指定します。
![116-06](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2018/01/116-06.png)
「図形の書式設定」画面が表示されます。
![116-07](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2018/01/116-07.png)
図形内部の上余白が小さくなり、文字が上に移動します。
![116-08](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2018/01/116-08.png)
【方法③】
別々に作った図形と文字を重ねる
図形と文字を重ねるには、テキストボックスに文字を入力し、透過に設定します。透過は、テキストボックスを選択し、図形の塗りつぶしと図形の枠線をそれぞれ「なし」に指定。図形と文字の位置は、上下中央揃えを使うと上下のセンターに調整できます。
![116-09](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2018/01/116-09.png)
![116-10](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2018/01/116-10.png)
図形の背景が透明になります。
![116-11](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2018/01/116-11.png)
図形の枠線が透明になります。
![116-12](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2018/01/116-12.png)
![116-13](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2018/01/116-13.png)
図形と文字が上下中央揃えになります。
![116-14](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2018/01/116-14.png)
図形内で文字を上に移動するテクニックはいかがでしょうか。試してレイアウトを整えてみましょう。