「学食」と聞くと、学生のための安くてボリュームたっぷりの料理で、質より量といったイメージを持つ人が大半ではないだろうか?
だが実は、最近の学食はどうも様子が違うようだ。量はもちろん質に関しても、学食とは思えない美味しいメニューを提供する大学が増えているという。数ある大学の中でも一般的に開放されており、私達でも食べに行く事が出来る、絶品学食メニューを『それいけ!学食探検隊』の中からいくつか紹介していこう。
青山学院大学
渋谷駅から徒歩10分、表参道からだと5分くらいの所に位置する青山学院大学・青山キャンパス。ここには7号館食堂と17号館食堂2つの学食がある。正門から一番近く昔からある通称「チカナナ」と呼ばれる7号館食堂のオススメのメニューはこちら!
シェフの気まぐれ「チキン南蛮」(480円)
(中略)明太子の入ったオーロラソースと相性バッチリ。ポテトサラダと味噌汁つきで、ボリューム満点。ビーフシチュー(480円)
青山学院出身者によると、青学生想い出の味とのこと。実際、食べてみると学食としては本当に美味しかったです。ビーフシチューに、パスタやポテトなども添えられているのでボリュームもあります。(『それいけ!学食探検隊』から引用)
東洋大学
学食が充実していると評判の、都営地下鉄三田線・白山駅から徒歩5分に位置する、東洋大学白山キャンパス。日経新聞の学食特集では、関東地区1位を獲得したことも。大学独自の運営でカレー屋・鉄鍋・おむすび屋などの7店舗ものテナントが入っている。
Curry mantra(マントラ)カレーとナン、タンドリーチキンのセット(550円)
6種類から選べるカレーは、ダール・タルカというインドの豆と卵のマイルドなカレーをチョイス。(中略)タンドリーチキンはふっくらしていて、骨無しなので食べやすいです。注文を受けてから焼いてくれるナンは相変わらずの迫力です!鉄鍋屋 Tokyo Kitchen 牛タンねぎ塩(550円)
学食とは思えない牛タンを使った豪華なメニュー。厚切りの牛タンが嬉しいです。タレはガーリックバターを使ったステーキソースも選べます。サラダ、スープ、デザート、お茶付き。(『それいけ!学食探検隊』から引用)
明治大学
御茶ノ水駅から5分ほど歩いたところにある明治大学・駿河台キャンパス。その中でもひと際目立つリバティタワーの17Fに「スカイラウンジ暁」という学食がある。この学食は、過去に私も取材でお邪魔したことがあるのだが、17Fにあるため眺めがとても良い。
紅茶プリン(120円)
甘さの中で紅茶がわずかにほろ苦さを感じさせてくれる。ちょっと大人の気分に浸れるプリン。トリプルカレー(540円)
トリプルラーメンと並ぶ、明大のメガ盛りメニュー。一山230グラムの舟形ライスが3つも並んだボリュームたっぷりのカレーです。カレー自体はクセがなくシンプルな美味しさで食べやすい。(中略)見た目も面白いので、何人かでシェアして食べても楽しいと思いますよ。(『それいけ!学食探検隊』から引用)
オシャレなデザートだけでなく、若い男子の胃袋を極限まで満たす名物の「メガ盛りメニュー」も充実の明治大学。大食いの方にはチャレンジしてみてほしいところ。ちなみに、紹介した学食は一般開放されているといっても、基本は学生優先。なので12:00~13:00のランチのピーク時間は避けて利用した方がベター。
『それいけ!学食探検隊』には今回、紹介しきれなかった法政大学や立教大学、早稲田大学などの学食情報もマンガで分かりやすく掲載されている。ランチの選択肢のひとつとして、ぜひ気軽に足を運んでみては?
※本記事内の「メニュー」または「メニューの値段」は、以下書籍内の情報になります。
(文:フムフム編集部)
【文献紹介】
それいけ!学食探検隊
著者:ひろじぃ
出版社:高陵社書店
学食はワンコインの激安グルメ! 首都圏にある大学の学食を、ひろじぃが実際に食べ歩きながらマンガでレポートします。 学食のメニューは、ほとんどが500円以下とリーズナブルですし、味もなかなか。それに学食を食べながら大学の雰囲気を知る事もできるので、受験を考えている方の学校見学としてもお勧めです。 単に学食のメニューだけではなく、大学の雰囲気やキャンパスの魅力なども伝えていきたいと思っています。