日本でもいよいよ、eスポーツが本格的に盛り上がっていきそうだ。
2月1日、日本におけるeスポーツの普及と選手レベルの向上を目指す新団体「一般社団法人日本eスポーツ連合」が設立され、以下の6つのゲームタイトルでプロライセンスが発行されることが発表された。
ウイニングイレブン2018
コール オブ デューティ ワールドウォー II
ストリートファイターV アーケードエディション
鉄拳7
パズル&ドラゴン
モンスターストライク
このなかで注目は、格闘ゲームだろうか。特にジャンルの代名詞的な存在である「ストリートファイター」シリーズでは、第一人者の“ウメハラ”、東大卒プロゲーマーの“ときど”など、多くの日本人プレイヤーが世界で活躍している。
昨年12月には、メーカー公式の世界大会「カプコンカップ2017」がアメリカで開催された。前年を大きく上回る熱気と規模で実施された大会で、日本勢は実に6名がTOP8に勝ち残った。
しかし、決勝のグランドファイナルを制したのは、なんと18歳のドミニカ人プレイヤー!対戦の様子を動画で見てみよう。
日本のときどがいきなり2連勝。優勝に王手をかけたのだが、メナ(Mena RD)が驚異の粘りで逆に3連勝し、リセットに成功(※ときどはウィナーズファイナル、メナはルーザーズファイナルをそれぞれ勝ち上がってきたため、グランドファイナルではときどがアドバンテージを持っていた)。
こうなるとやはり、追いかける者が強い。メナは勢いそのまま、3試合先取で決まる優勝決定戦を3-1で制し、初優勝を達成。優勝賞金25万ドル(およそ2700万円)を手にした。
今回の快挙を、ドミニカ大統領府もこんな形で伝えている。
2022年のアジア競技大会(中国・杭州)から公式メダル種目に採用されることが決定しているeスポーツ。日本でも今後大いに注目だ。