「サイル マーシャル」はつい最近、某有名ドメスティックとのコラボレーションで話題となったバッグブランド。今度は人気のセレクトショップ「ジャーナル スタンダード レリューム」とのコラボレーションバッグが発売されました。その注目の限定コラボモデルを詳細リポートします!
サイル マーシャルの定番モデルをカジュアルにアレンジ!
サイル マーシャルというブランドはご存じでしょうか? ロープ生産からスタートしたドイツのブランドで、100年以上に渡って自国ドイツでウエアやシューズ、カバン、テントなど、アウトドアに欠かせない製品を数多く展開。
1896年に設立して以来、家族経営を続けていて、いまもなお4代目が後を継いでいるのです。プロダクトは全てドイツの自社工場で、100%ハンドメイド生産にこだわり、モダンなセンスを取り入れながら、上質なものを作り続けています。
そんなサイルマーシャルの定番ともいえるバックパックに、ジャーナルスタンダードのオリジナルライン、レリュームがよりカジュアルなバッグを求めてカラー別注をしたわけです。
今回3つの型がリリースされた別注のなかから、いちばん大型のバックパックがこちら。サイズは高さ50×横30×マチ20cm(筆者調べ)とかなり大きめで、ボディの生地は肉厚なコットンキャンバスでタフな作り。カラー別注によるオリーブドラブで、どことなくミリタリーチックな雰囲気も醸し出しています。折畳式のテントとシェラフならラクラク収納できるので、アウトドアにもマッチしますね。
使い込むほどに味が出るディテールがたまらない!
フラップ式のトップの内部は、ドローコードによる巾着式。ドローコードのホルダーには手触りの良い木材を使用しています。木目を生かした質感が、小さいながらもクラシックで落ち着きのある雰囲気を醸し出していますね。
ショルダーストラップやフラップのホールドに使用されるストラップレザー部分は、牛革の“ベジタブルタンニングレザー(植物から取れたタンニンでなめした皮)”。しなやかさと頑丈さを併せ持っていて、使い込むほどに味わい深い経年変化が楽しめます。
金属パーツはタフさを追及してブラス(真鍮)を採用。レザーと同様に使い込むほどに経年変化が表れるのが特徴で、ツヤが取れてくすみやムラ感が表れてくることで、より落着いた印象へと変わっていきます。
ボディのフロントにはレザーのハーネスが1つ、トップに2つの計3つを装備。ユーザー毎にストラップなどで傘を装着するも良し、カラビナなどで小物を吊るすも良し。シンプルな見た目とは裏腹に、拡張性が高いのも魅力的です。
ドイツの職人魂が込められた高い品質と、ジャーナル スタンダード レリュームのデザインセンスが融合したバックパック。一度手に取れば、その良さをしみじみと実感することができます。パーツは使い込むほどに味わいが増してくるので、“永く”使い続けられるバッグといえます。
サイル マーシャル×ジャーナル スタンダード レリューム
クライマーパック
実売価格6万2640円
ドイツ発のブランドサイル マーシャルの定番バックパックがベース。ボディカラーやパーツをジャーナル スタンダード レリュームがアレンジした別注モデルです。
【URL】
サイル マーシャル http://www.seil-marschall.de/en
ジャーナル スタンダード レリューム http://journal-standard.jp/relume/
サイル マーシャル×ジャーナル スタンダード レリュームクライマーパック http://journal-standard.jp/relume/news/1301/