コスパがよくて気軽な雰囲気で飲める“大衆酒場”はグルメのトレンドになっていて、外食産業の各社も、さまざまな酒場業態をオープンさせています。そのなかで、「手作り居酒屋 甘太郎」などで知られる大手のコロワイドが、渋谷にインパクト大の新ブランド「3・6・5酒場」(さんろくごさかば)を2月21日にオープンしました。
“365日行きたくなる”大衆酒場
メニューのラインナップも絶妙で、お財布にもやさしい。まさに「こんなお店を待ってた!」という感じの同店を、さっそく取材することに! 場所は渋谷駅のハチ公口を出て歩くこと数分。たくさん並ぶちょうちんが、お店の目印です。
店内はとても明るくてにぎやか。壁じゅうに貼られたメニューが、大衆酒場を思わせて、どこかホッとするような空間です。
「3・6・5酒場」の店名の由来は、“365日毎日楽しめる”酒場を目指したいという思いから。楽しく明るい雰囲気とサービスで、ひとりでも大人数でも毎日行きたくなります!
安い、旨い、早い!おすすめのメニュー紹介
同店のモットーは“安い、旨い、早いの三拍子!”ということで、それが随所に反映されています。たとえば、生ビールは190円、チューハイは150円~。立ち飲みならわかりますが、着席スタイルでこの価格は驚異的です!
フードもちょうどいい感じのメニューがズラリ。看板メニューは、「餃子」と「焼きそば」。万人に愛される、最高のチョイスです!
餃子はふつうのタイプよりも、小ぶりでカリッとした鉄鍋餃子を採用している点がポイント。数人で飲むなら、小サイズで多めに入っている餃子のほうが、つまみやすくコスパもいいですよね。
お酒に合うつまみの代表である餃子に加え、つまみになる炭水化物の代表格・焼きそばを採用している点も秀逸。特にオススメなのは、ぼっかけ(牛スジとこんにゃくの煮込み)をトッピングした焼きそば。これは神戸のご当地スタイルで、牛スジのうまみとネギの香り、そしてソースに絡むもちもちの麺が相性バツグン! 〆だけでなく、おつまみにもぴったりです。
そして、焼き物、揚げ物、炭水化物だけではなく、実は酢の物やネバネバ系つまみが豊富でヘルシーに飲めるのもポイント。
もちろん、いつものおつまみも充実。ジューシーなもも肉と、ヘルシーなむね肉の両方が楽しめる「あいもり唐揚げ」など、定番メニューでも心にくい気遣いがステキです。
料理もドリンクも価格を見てもらえれば、その破格っぷりがおわかりいただけるでしょう。お通しもなく、お客さんの平均単価は1700円を見込んでいるとのことで、渋谷駅近でこの内容は、まさしく神がかっています。
「甘太郎」や「やきとりセンター」といった居酒屋業態をはじめ、多ジャンルの飲食店を手がけるコロワイドだからこそ、この新業態を狙えたのでしょう。その経験値からくる慧眼はさすがです。3月には新たに2号店の道玄坂店もオープンするそうで、渋谷の飲みシーンがより白熱することは間違いなし。サク飲みしたいとき、給料日前はぜひチェックを!
【SHOP DATA】
3・6・5酒場 渋谷本店
住所:東京都渋谷区神南1-22-10 皆川ビル2F
アクセス:JRほか「渋谷駅」徒歩2分
営業時間:12:00~24:00 (L.O.23:30)
定休日