春の嵐も通り過ぎ、いよいよ春まっさかり。気温が暖かくなると、カメラを片手に外へ出て、自然の風景や野生動物などを撮影をしたくなるもの。でも、それぞれの被写体に応じたレンズを何本も持ち歩くのは大変、と考えている人も多いのではないでしょうか。
そんなユーザーにピッタリの、広角から望遠まで1台でマルチにカバーできる高倍率ズームカメラ「RX10M3」がソニーから発売されます。
マクロから光学25倍の望遠までコレ1台でOK
RX10M3は、新開発の大口径高倍率ズームレンズ「ZEISS バリオ・ゾナーT* 24-600mm F2.4-4.0」を搭載し、光学25倍の望遠撮影が可能。風景撮影に適した広角から、野鳥やスポーツ撮影に適した望遠まで、1台で対応できる点が特徴です。
レンズには、計8枚のEDガラスを搭載し、ズーム全域にわたってシャープな画質を追求。フレアやゴーストを低減する「T*コーティング」を施し、忠実な色再現とヌケのよい描写を実現しています。
明るいF2.4-4.0のレンズと、1.0型積層型CMOSセンサー、9枚羽根円形絞りにより、望遠時でも高画質で美しいぼけを生かした撮影が可能です。
マクロ撮影は、ワイド端で3cm(撮影倍率0.42倍、テレ端で72cm(同0.49倍)まで被写体に近づけることが可能。また、最新の光学設計と独自の補正アルゴリズムにより、最大4.5段の強力な光学式手ブレ補正を実現しています。
このほか、4K動画撮影や最大960fps(40倍)のスーパースローモーション動画も撮影可能。約0.09秒の高速オートフォーカスが可能なファストインテリジェントAFも搭載しています。
マルチに使える高倍率ズームカメラなら、どこへ行くにもこれ1台でOKという安心感もありますね。価格は17万円前後です。
別売で、持ち歩きに便利な専用ジャケット「LCJ-RXJ」も発売されます。価格は1万3500円です。
【SPEC】
撮像素子:2010万画素、1.0型積層型CMOSセンサー
モニター:3型/約123万画素
EVF:0.39型/約236万画素
サイズ:W132.5×H94.5×D144.9mm/約1150g
【URL】
ソニー http://www.sony.jp/
RX10M3 http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX10M3/