現地時間3月17日から25日にかけて、カナダ・ノースベイで開催されたカーリングの女子世界選手権。
この大会に日本代表として出場したのは、今年2月の日本選手権を制したチーム富士急。平昌五輪で初の銅メダルを獲得したロコ・ソラーレ北見が不在の大会において、北海道銀行フォルティウスや中部電力といったライバルを下し、初優勝で見事世界への切符をつかんだ。
チームの特徴は若さ! リードの小谷有理沙はなんと17歳の高校2年生で、これは今回の世界選手権で最年少だった。
そんなチームのスキップ(主将)を務めるのが、今大会チームメイトとなった小野寺佳歩に「メガネ後輩」と紹介されている彼女。
今話題の
メガネ先輩✖️メガネ後輩
基本はノー眼鏡?? pic.twitter.com/JTuA4L8pP5— 小野寺佳歩 (@03kaho11) March 26, 2018
残念ながらメガネをしていないが、右から2番目、22歳の小穴桃里である。写真は平昌五輪銀メダルの韓国チームと一緒に撮影したもので、中央奥が「メガネ先輩」として話題になったスキップのキム・ウンジョン。こちらもメガネをしていない……。
Japan win against Italy 8-6 after a strong fight from the Italians! #wwcc2018 #curling pic.twitter.com/BjZYJ23D8q
— World Curling (@worldcurling) March 22, 2018
この通り、「先輩」に負けず劣らずのメガネ姿でチームを牽引した小穴。初出場の世界大会で5勝7敗(10位)の成績を残した。富士急はLS北見、北海道銀行、中部電力とともに国内4強といえる存在であり、この若きチームが世界を経験したことは日本カーリング界にとっても大きな財産となるだろう。
富士急とLS北見は今年5月、次シーズンの日本代表の座をかけて対戦する。
なお、今回の世界選手権を制したのは地元カナダ。決勝では平昌五輪金メダルのスウェーデンチームと対戦し、延長戦の末7-6で勝利を収めている。
On top of the ???? #wwcc2018 #curling @TeamJJonesCurl pic.twitter.com/lvn2z3FvIg
— World Curling (@worldcurling) March 25, 2018
そして女子の後はということで、今週末の3月31日からは男子の世界選手権がアメリカ・ラスベガスで開催。日本からは今年の日本選手権を制したteamIWAIが出場する。女子同様多くの試合が『NHK BS』で放送される予定だ。