完全ワイヤレスイヤホンは現在認知度が上がってきていますが、市場に出ている製品は玉石混交。ここでは、あまり知られていないが高性能な、ツウ好みのモデルを専門店スタッフがレビューします。
【e☆イヤホン秋葉原店のスタッフふたりが評価】
シャツ(長め)さん
ヘッドホン担当。バンドでベースを務めています。アニメが大好きで、いま推しの声優は内田真礼。
モアナさん
新品担当。好きなアーティストはChara、YUKI、aikoなど。お酒も大好きな期待の若手スタッフです。
【市場解説】防水仕様で装着感の良い「スポーツ仕様」がトレンド
AppleのAirPodsを皮切りに、ソニーやボーズなど大手メーカーが続々と完全ワイヤレスイヤホン市場へ参入。オーディオで一番ホットなジャンルになりました。
完全ワイヤレスイヤホンの最新トレンドは「スポーツ仕様」。防水機能はいまや当たり前で、激しい動きをしても外れないよう、各社が独自のテクノロジーにより装着感を高めたモデルも多いです。また、充電ケースの性能も高められ、大容量バッテリーを備えるだけでなく、5分ほどの充電で使えるようになるクイックチャージ対応機もいくつか登場しています。
完全ワイヤレスはBluetoothモジュールやバッテリーなどを筐体に内蔵するため、必然的にネックバンド型よりも大型になります。そのため、デザインに注力したモデルが多いのも特徴。アクセサリー感覚で身に着けられるものも登場し、女性人気を集めそうです。
【第4位】
低遮音イヤピースを同梱しランニング中の安全性に配慮
JVC
HA-ET900BT
実売価格1万5390円
イヤフィンが回転する独自の「ピボットモーションサポート」により、様々な耳の形や大きさに対応。安定した装着性を実現した。IPX5相当の防水性能を備え、水洗いも可能です。周囲の音が聞こえやすい低遮音イヤピースを同梱します。【再生周波数帯域:20Hz〜20kHz】【イヤホンフル充電:約2時間】【防水:IPX5相当】【片側質量:約6.5g】
【装着イメージ】
【ケース】
【評価】スポーツ向けゆえ犠牲にした性能も
装着感の追求や水洗い対応など、スポーツ向けに特化。それゆえにスタミナ不足や機能の乏しさは否めません。破損や紛失時の補償制度はうれしいです。
【e☆イヤスタッフのココがイイ!】
バッテリー残量をアプリで確認できる
独特の縦長ボディで装着時の3点支持構造を実現し、フィット感を高めています。アプリと連携してバッテリー残量の確認などが行えるのも便利です。(シャツ(長め)さん)
ユニセックスで使えるカラーとデザイン
ブルー(上の写真)のほか、イエローやレッドなどビビッドな色で展開し、デザインもユニセックス。低音に迫力があり、ヒップホップなどにマッチします。(モアナさん)
【第3位】
独自のイヤフィンがフィットし激しい動きでもズレにくい
Jaybird
Jaybird RUN
実売価格2万5090円
防汗・耐水性能を備えるランナー向けモデル。同梱する数種のイヤピースとイヤフィンにより様々な耳型に対応し、激しい動きでもズレにくいです。専用アプリを利用して音源をカスタマイズできるイコライザ機能がユニークです。【再生周波数帯域:20Hz〜20kHz】【イヤホン:フル充電2時間】【防水:対応】【片側質量:約6.8g】
【装着イメージ】
【ケース】
【評価】スタミナ不足だがクイックチャージが◎
スタミナ性能はいまひとつですが、クイックチャージに対応するのは便利。音質はフラットなので、イコライザで自分好みにカスタマイズしたいですね。
【e☆イヤスタッフのココがイイ!】
イヤホンをなくしてもアプリで捜索できる
二重の疎水性ナノコーティングで、汗に含まれる酸からも筐体を守ります。イヤホンをなくしたときに、アプリと連携して探せる機能もうれしい!(シャツ(長め)さん)
ケースが小型軽量で持ち歩きにも便利
フィット感が高く、運動しているときも落ちる心配がありません。ケースは軽量コンパクトなので、ポケットに入れて持ち歩いても気にならないです。(モアナさん)