数々のおいしいお菓子やアイス、飲料などを開発・販売している森永乳業が、今年創業100周年を迎えます。その創業100周年を記念してギネスの世界記録に挑戦するプロジェクト「みんなで挑戦!ギネス世界記録」が3月28日に開催されました。このイベントには一般の応募者のなかから抽選で選ばれた2000名以上の方が参加。総応募数は1万4000名以上で、7倍ほどの倍率となりました。幸運にも、イベントの様子を取材することができましたので、レポートをお届けします。
2000人で同じケーキを作るギネスに挑戦!
今回の「みんなで挑戦!ギネス世界記録」の詳細は以下の通り。
今回挑戦するギネス世界記録は「最大のデザートデコレーションレッスン」です。
1会場に集まったチャレンジャー全員で、レッスンを受けながら同じデザート作りを行います。これまでの記録は1401名(2014年、アメリカ)が最大となります(2018年2月末時点)
なんと、2000名以上の人が同時に同じデザートを作るんです。スケールがでかい! さすが森永乳業100周年!
イベントに先立ち、総合司会のフリーアナウンサー辻よしなりさんが会場を暖めます。そして、主催である森永乳業の宮原道夫代表取締役社長、今回のデコレーション指導およびレシピ考案を担当した菓子工房オークウッドのパティシエ横田秀夫さん、オリジナルケーキネーミンググランプリで見事「みんなで咲かそう森の100年桜♪」でグランプリを受賞した鈴木朋子さんが登壇。
最後に、ギネス世界記録の公式認定員であるマクミラン舞さんから、ギネス記録挑戦に関する諸注意が伝えられました。なかには、「挑戦中は席を立ってはいけない」ということや、「周囲のスタッフに質問したり協力してもらってはいけない」など、厳しい項目も。これらの規則を守れないと記録挑戦の人数から減らされてしまうため、事前にトイレに行っておくようにとのアナウンスが何度もなされていました。さすがギネス。かなり厳格に審査されます。2000名以上の参加者にも心地よい緊張がみなぎってきたところで、さっそくチャレンジスタートです!
緊張感がありながらも和気あいあいとケーキ作り
今回は4人一組となって1つのケーキを作ります。ステージ上で横田シェフが手順を解説。それに習って各チームが作業を同時に進めていくというのがルールです。お菓子作りをしたことがある人だけでなく、初体験の人、そして小さなお子さまなども多数いらっしゃいましたが、チーム内でアドバイスを送りながら、作業を進めていきます(チーム以外の人と話すのは禁止です)。
完成までには全部で8工程ありますが、1工程ごとに全員が作業を終わるのを待ちます。のんびりした感じで作業は進みます。今回は、さきほど登壇した同社の宮原社長、野口副社長、大原取締役もチャレンジャーとして参加。一般参加者の方々と一緒に楽しそうにケーキ作りを行っていました。
約1時間ほどかけて、全員がケーキ作りを終えました。こちらが一條氏の参加したグループが作ったケーキ。春らしい桜の花びらをかたどったデコレーションが素敵です。あとは、ギネス認定員の方々の審査を待つばかり。
緊張の瞬間……果たしてギネス達成なるか?
全員がケーキを作り終えたところで審査が終了。各テーブルをまわっていた大勢のギネス審査員スタッフが集まって、それぞれの審査結果を集計していきます。その後、ステージ上にマクミラン舞さんが登場し、結果を発表します。その結果は……。
記録達成です! なんと2095名ということで、以前の記録を600名以上更新しました。全員が協力してチャレンジし、達成した「最大のデザートデコレーションレッスン」でした。
この後、森永の牛乳で乾杯してから、出来上がったケーキをみんなで頂きました。
最後に、協力して頂いた60名のパティシェも集まって記念撮影。この写真は3月31日付の新聞にも掲載されたとのこと。みなさん、思い出の1日となったことでしょう。お疲れ様でした。そしておめでとうございます!
森永乳業のブースもたくさん!
当日、会場内には森永乳業がブースが多数出展されており、現在発売中の商品や新商品を試食できるブースは大人気となっていました。
もうひとつ、人気だったのが「ピノタワー」。20秒以内にピノの模型を積み上げていき、積み上げた数により景品がもらえるというもの。20秒以内に6個以上積み上げた人にはオリジナルのマスキングテープと、参加賞としてピノ2粒が配られました。
このほか、森永乳業100周年の歴史を振り返る「森永乳業100周年商品ヒストリー」コーナーには、現在の商品の発売当初のパッケージなど貴重な品が並んでいました。なかには社員の方ですら「知らなかった」「初めて見た」というものもあったそうです。
ということで、無事「みんなで挑戦!ギネス世界記録」はお開き。帰り際には、今回参加した2095名それぞれにも、ギネスの認定証が贈られました。ゲットナビ編集部代表として参加した一條編集部員もちゃっかり頂いており、記念撮影までしていました。ギネスの認定証持っている編集者なんてそんなにいませんから、自慢していいですよ!
そしてあらためて、森永乳業創業100周年おめでとうございます。これからもおいしいもの、体にいいものをたくさん僕たちに届けてください。さあ、150周年記念ではどんなイベントをしてくれるのか、いまから楽しみですね。