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2018/4/24 6:30

【あおり運転に屈しないドラレコ選び02】高画質と長時間録画を両立する最上位モデル――ケンウッドDRV-830の場合

「あおり運転」とは、前方の車両に対して車間を極端に詰めたり、並走しながら幅寄せしたりする迷惑行為のこと。これによる事故やトラブルが多発し、社会問題となっています。もし被害者となったときに証拠として利用できる可能性があるのが、ドライブレコーダーの映像です。万一の事態に備えて、ドラレコの導入を検討してみましょう。

ケンウッド
DRV-830
実売価格3万2830円

【録画:約400万画素/画面:3.0インチ液晶/レンズ画角:水平132°/GPS:搭載】

同社の最上位モデル。3.0V型の大型液晶モニターを搭載し、走行映像が見やすいのが特徴です。microSDカードスロットを2基備え、フルHDの約1.8倍の情報量を持つ高精細なWQHD映像でも、最長約21時間記録できます。前方衝突警告など3つの安全運転支援機能も備えています。

 

メニューガイド表示など使い勝手を高める配慮

本機の特徴は、高画質映像のデータを長時間録画するためにmicroSDカードスロットを2基備えている点。両方にカードを挿しておけば、一方がいっぱいになったとき、自動でもう一方への記録に切り替わる「リレー録画」にも対応しています。HDRによる画質補正が高精度に行われ、昼夜を通してバランスの良い映像が得られます。

 

操作系でも、使い勝手を高める配慮が随所に。メニュー操作画面におけるわかりやすいガイド表示や、静止画記録や緊急時のイベント記録などをワンタッチで行える点が好印象です。

 

【設置イメージ】

■フロント

■リアにつけた場合

↑画面が大きいため、走行中に見えるところに設置したい。視界確保を優先するならルームミラー裏側に

 

 

↑映像は高精細で、道路標識や対向車のナンバーも鮮明に読み取れる。水平132°の広角レンズのため撮影範囲も十分に広い

 

■夜間

↑全体に明るく撮影されている印象。浮き気味になりがちなノイズもうまく抑えられていて、映像は十分クリアだ

 

【動画はこちらから】

 

↑ボタンワンタッチでマイクのオン/オフを切り替え。会話の内容を記録したくないとき便利

 

↑リレー録画対応のmicroSDXCダブルスロット。HD画質なら最長約53時間も記録可能だ

 

【AV&自動車評論家・会田 肇さんの評価】

自動車雑誌編集者を経てフリーに。カーエレクトロニクス全般に精通し、ドラレコも数多く試用する

画質:4
機能性:5
操作性:5
コスパ:4

【総合評価:A】操作性が洗練されていてストレスなく使える!

「必要な機能を必要なときに操作できて、ストレスなく使えるのが魅力。画質もバランスの良い仕上がりです」(会田)