注目モデルをコンパクトに紹介するこのコーナー。今回は軽ハイトワゴンの人気車種スズキ スペーシアをピックアップします。
群雄割拠の軽ハイトワゴン市場でダークホースに
スズキ
スペーシア/スペーシア・カスタム
SPEC【スペーシア・カスタム ハイブリッドXSターボ2WD】●全長×全幅×全高:3395×1475×1785㎜ ●車両重量:900㎏ ●パワーユニット:658㏄ ●直列3気筒DOHC+ターボ ●最高出力:64PS/6000rpm ●最大トルク:10.0㎏-m/3000rpm ●カタログ燃費:25.6㎞/リットル
後退時ブレーキサポートは軽で初採用となる安全装備
軽ハイトワゴンの国内市場は、まさに群雄割拠。使い勝手も走りも、かなり高いレベルで各モデルがひしめき合っています。スズキの新型スペーシア/スペーシア・カスタムも、ご多分に漏れず仕上がりは上々。大人4人に十分過ぎるほどの室内空間を確保し、荷室の使い勝手も抜群。自然吸気エンジン仕様でも、日常使いなら不満のない動力性能を誇ります。ターボ仕様なら、高速クルーズも余裕です。
さらに、安全性能の充実ぶりも光ります。軽自動車として初採用となる後退時ブレーキサポートをはじめとして、運転支援装備は普通車の上級モデル並み。ダイハツ タントやホンダ N-BOXなどのライバルがひしめく同クラスで、一層熾烈な競争が生まれそうです。
【注目ポイント01】荷室は自転車の積載にも配慮
リアシートは素早くたためるダブルフォールディング式で、荷室の使い勝手は秀逸。リアゲート下段のトリムには自転車を積みやすくするガイドも設けられます。
【注目ポイント02】マイルドHVを標準化
写真はカジュアルな装いとなるスペーシア。新型では、スペーシア・カスタムも含めて全車に、モーターのみでの走行が可能なマイルドHVシステムを搭載します。