現地時間4月26~28日に行われたNFLのドラフト。今年も有力選手が次々とNFL入りを果たしたなか、大きな注目を集めたのが強豪シアトル・シーホークスの5巡目、全体141位で指名されたシャキーム・グリフィンだ。
Welcome to the family, @Shaquemgriffin!! #SeahawksDraft #AgainstAllOdds pic.twitter.com/4fbuTpyl9u
— Seattle Seahawks (@Seahawks) April 28, 2018
セントラルフロリダ大学から全米選抜にも選ばれた22歳のグリフィンは、今ドラフトでの指名が期待されていた選手。先天的な疾患により、左手首から先を幼い頃に失いながらも努力を重ね、NFL入りの夢を実現した。
指名の知らせを聞いたときのグリフィン家は、当然のことながらこんな感じだった。
Here's the moment.@Shaquemgriffin gets the call from the @Seahawks and celebrates with his twin brother @ShaquillG. ?#NFLDraft
(via @espn) pic.twitter.com/2KhQPB9F7L
— NFL (@NFL) April 28, 2018
電話中からシャキームと抱き合っているのは、彼の双子の兄シャキール・グリフィン。昨年同じくシーホークスに指名されており、シャキームの指名により「双子のNFL選手」が誕生したのである。一家にとっては前回のドラフトよりもさらに特別な日となったに違いない。
そして、シャキームの気になるプレーぶりがこちら!
ラインバッカー(LB)は様々な役割をこなす守備の司令塔的なポジション。ディフェンスラインのすぐ後ろに位置取り、ランプレーを止めたり、レシーバーへのパスを防いだり、時にブリッツとして相手のクォーターバックに襲いかかったりする。
シャキームはドラフト候補生が参加する2月のNFLスカウティングコンバインにおいて、40ヤード走でLB最速の4.38秒を記録したことも話題に。
類まれな身体能力だけでなく、鮮やかなパスキャッチも披露! アスリートとしての能力は間違いなしである。
先天性の右手欠損というハンディキャップがありながらMLBで87勝を記録したジム・アボット投手のように、シャキーム・グリフィンのNFLでの活躍も楽しみにしたい。