4月20日から行われているオーストラリア・Aリーグのファイナルシリーズ。レギュラーシーズンの上位6チームが出場し、年間王者を決める2017−18のクライマックストーナメントだ。
日本でいうチャンピオンシップに今回、レギュラーシーズン2位で準決勝から出場しているのがニューカッスル・ジェッツ。今年3月に浦和レッズへ移籍したFWアンドリュー・ナバウトの前所属チームでもある。
4月27日に行われたメルボルン・シティとの試合では、開始から14分で早くも失点。苦しい立ち上がりとなったが、それを救ったのがクラブ・ブルージュ(ベルギー)からローン(期限付き移籍)でニューカッスルに来ている19歳のMFライリー・マッグリーだった。
Wow, just wow! Bravo, Riley McGree ? #NEWvMCY pic.twitter.com/c5v9aeXXP3
— NEWCASTLE JETS FC ✈️ (@NewcastleJetsFC) April 27, 2018
味方からのダイレクトの浮き玉パスを、なんとスコーピオンキックでゴール! とっさの判断、しかも距離がスゴイ!
このスーパーゴールで追いついたニューカッスルは、75分にジェイソン・ホフマンが決めて逆転。ホームで2-1の勝利を収め、10年ぶりの決勝進出を果たした。
総合優勝をかけたグランドファイナル決勝は、5月5日に開催。相手のメルボルン・ヴィクトリーは過去3度の総合優勝(2007、2009、2015年)を誇る強豪だが、今季レギュラーシーズンの成績は4位で、こちらはニューカッスルのほうが上。
YESSSSSS BOYS!!! Couldn’t be happier for these lads @NewcastleJetsFC
— Andrew Nabbout (@andrewnabbout) April 27, 2018
今回の勝利に感激していたナバウトも、古巣の10年ぶり2度目の総合優勝を期待しているに違いない