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2018/5/10 19:15

健康オタクのライターが「買ってソンなし」と断言! 約5000円のヨーグルトメーカー、自腹購入の満足度がスゴイ

今年の1月、アイリスオーヤマを取材した際に、個人的にとても気になった商品がありました。ヨーグルトメーカー KYM-013(実売価格5230円)です。実は、筆者は10年ほど前にもヨーグルトメーカーを購入したことがありましたが、いつの間にか使わなくなり、数年前に捨ててしまいました。使わなくなったのには理由があるのですが、同社の新製品はそれを解決する機能があり、「また使ってみたい!」と思わせるものでした。結果、取材したその夜にネット通販サイトをポチってしまったのです。

 

「ワンタッチで飲むヨーグルトが作れる」と聞いて衝動買い


私を衝動買いさせたパワーワードは「飲むヨーグルト」。10年前に購入したヨーグルトメーカーを使わなくなった理由は、「面倒だから」。ヨーグルトメーカーは一般的に、1ℓまたは500mℓの牛乳パックでヨーグルトを作るのですが、1ℓの縦に長い牛乳パックは、付属の長いスプーンを使ってもヨーグルトをすくいづらく、手までヨーグルトまみれになってしまうこともしばしば。毎日、ヨーグルトを食べるたびに長柄スプーンを洗うのも面倒です。この面倒くささが元で、徐々にヨーグルトメーカーを使わなくなったというわけ。一方、飲むヨーグルトならばスプーンは必要なく、ただグラスに注げばいいのです。手も汚れないし洗い物も増えません。

 

実は、他のヨーグルトメーカーでも飲むヨーグルトを作ることができますし、同社の前モデルでも作れます。プレーンタイプを作る時より温度設定を下げ、時間を短くすればよいのです。例えば、同社モデルの場合ならば、プレーンが42℃/9時間に対して、飲むヨーグルトは30℃/8時間。しかし、これを毎回設定するのは面倒です。その点、新モデルではボタン一つで飲むヨーグルトが作れる自動メニューを搭載しました。「ワンタッチで飲むヨーグルトが作れる」と聞いて、筆者の食指が動いたわけです。

 

作り方は牛乳パックにドリンクヨーグルトを入れてセットするだけ

作り方は簡単。市販の牛乳パックに市販のドリンクヨーグルトを混ぜるだけ。牛乳9に対してドリンクヨーグルト1の割合なので、1ℓの牛乳パックに100mℓタイプのドリンクヨーグルトがちょうどよいです。好きなドリンクヨーグルトをタネに使えるのも良いところ。毎回、異なるドリンクヨーグルトを使う楽しみもあります。牛乳パックから100mℓ分の牛乳を取り出し、ドリンクヨーグルトを加えたらよく混ぜてからセット。自動メニューで「飲むヨーグルト1000mℓ」を選んで(「飲むヨーグルト500mℓ」も選択可能)、スタートボタンを押せば完了。8時間後にはトロトロの飲むヨーグルトができあがります。ちなみに、一度作ったら、それをタネにして何度も作ることが可能です。

↑1ℓの牛乳パックから100mℓ分を取り除き、市販のドリンクヨーグルト100mℓを加えて混ぜてセット。8時間後には飲むヨーグルトのできあがり

 

↑グラスひとつで手軽に飲めて、洗い物が少ないのもいい!

 

腸活に良いとされる米麹甘酒もカンタンに作れる

実はもう一つ、購入の決め手となった機能があります。同じく自動メニューで追加された「甘酒」です。齢50を迎え、健康面でいろいろ不安な今日このごろ。気が付くとネットで「健康」に関するアレコレを検索している毎日です。そのなかで、筆者の目に留まったのが、発酵食品と食物繊維を積極的に摂取して腸内環境を整える健康法「腸活」。腸活で注目されている甘酒も自動メニュー入りしたと聞いたら、もう買わないわけにはいきませんでした。

 

特に良いとされているのは米麹を使った甘酒で、本機ではこの米麹甘酒が作れるのです。作り方はまず、炊飯したごはん約1合を付属の専用容器に入れ、熱湯250mℓを加えてよくかき混ぜまず。その後、水150mℓを加えて温度を下げ、市販の乾燥米麹を砕いたものを入れて、再度攪拌。これをセットし、自動メニューで「甘酒」を選んでスタートすれば、約9時間後に完成です。

↑ごはん1合分、熱湯、市販の乾燥米麹、水を入れ、よくかき混ぜてセット

 

↑9時間後に甘酒が完成。甘酒の独特の香りは弱く、クセがなくて飲みやすいです。そのまま飲んでもいいですが、牛乳で割ればより飲みやすくなります

 

筆者は酒粕を使った甘酒の、あの独特の匂いと味が苦手ですが、米麹甘酒はそのような匂いや味は少なく、ほんのりした甘さがあってとても飲みやすいです。ただ、そのままでは粘りの強いおかゆのような食感なので牛乳で割って飲むとのど越しが良くなり、飲みやすくなります。残りは冷蔵庫に入れれば数日は保存できるので、毎日、手軽に甘酒が飲めるというわけです。

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