パナソニックは、「VIERA(ビエラ)」ブランドより4K有機ELテレビ「FZ1000」「FZ950」と、4K液晶テレビ「FX780」の3機種を6月8日に発売します。
明るい映像も美しく再生する有機ELテレビ「FZ1000/FZ950」
FZ1000およびFZ950は、ビエラブランドのフラッグシップに位置づけられる4K有機ELテレビ。両機種の主な違いはスピーカーで、FZ1000はテクニクス開発チームと新設計した“Tuned by Technics”のスピーカーシステムを搭載し、低音の迫力と音のクリア感を大幅に向上。FZ950は、シンプルなデザインの「ダイナミックサウンドシステム」を搭載しています。
また、2017年モデルではEZ1000のみ、明るい部屋でも光の反射を抑えて黒の締まりを良くする「ブラックフィルター」を採用していましたが、2018年モデルではFZ1000/FZ950の両モデルで採用しています。
FZ1000/FZ950は、有機ELパネルの性能を引き出してハイコントラストな映像を実現する「有機ELパネル制御技術」を搭載。独自の高画質化技術「ヘキサクロマドライブ プラス」により、色や輝度を忠実に再現しながら細部のディテールまで美しく描写します。また、黒の表現を得意とし、暗いシーンでの色/階調表現が優れる有機ELパネルの特性はそのままに、新たにシーンの明るさに応じて動的に補正量を変化させる3次元カラーマネジメント「ダイナミック 3D-LUT(ルックアップテーブル)」を搭載し、明るいシーンでの色/階調表現も大幅に進化させています。
FZ1000は、スピーカーの容量を前モデル比約1.4倍に拡大したテクニクスチューニングの新スピーカーシステムを搭載。映像コンテンツを迫力のサウンドで楽しめるだけでなく、ディーガで再生したCDなどの音楽も高音質で聴くことができます。FZ950は、ダブルウーファーとクアッド・パッシブラジエーターを備えた「ダイナミックサウンドシステム」により、臨場感のあるサウンドを再生します。
テレビ台に合わせてスタンド位置を変えられる「FX780」
FX780は、広い視野角の「4K高輝度IPS液晶パネル」を採用した4K液晶テレビ。設置するテレビ台の幅にあわせて、付属スタンドの取り付けを外側と内側の2か所から選択できることが特徴です。
映像面では、独自の高画質化技術「ヘキサクロマドライブ」に加え、LEDバックライトの光を分割駆動するバックライトエリア制御と画像の信号処理を細分化するエリアコントラスト制御を組み合わせた「Wエリア制御」を採用し、高精彩でハイコントラストな映像を再現します。そのほか、地デジやBDなどの映像を4K相当にアップコンバートする「4Kファインリマスターエンジン」や、スポーツシーンなどの動きのある映像もなめらかに再生する「倍速表示」、「クリアモーション」機能も搭載しています。
いずれも、12月から放送開始される「新4K8K衛星放送」対応チューナーは搭載していませんが、パナソニックでは外付けの4Kチューナーを放送開始までに発売する予定としています。いよいよスタートする4K放送に備えて、いまから4Kテレビを準備しておくのもいいかもしれませんね。