コーヒーのお供や自分へのちょっとしたごほうびに、チョコレートは最適です。今回は、カルディコーヒーファームのオンライン限定で、季節限定、数量限定のレアなチョコレートバーを試食してみました。どれも見た目、味ともに本格的。それでは、美味しかった順のランキング形式でどうぞ!
【第3位】
ウイスキーと時間をかけて味わいたい、実力派チョコレート
フレンチブロード
コスタリカダーク 80%カカオ 60g
1782円(税込)
まるで絵本のような可愛らしいパッケージに包まれた本品は、「ノースウェスチョコレートフェスティバル」や「グッドフードアワード」を連続で受賞した経歴の持ち主。ちょっとしたおつかいものやプレゼントにも重宝しそう。良質なカカオの香りが前面に立ち、口どけも軽やか。口に入れた瞬間からカカオの香りがぐんと広がり、酸味と甘みの心地よい余韻がゆっくりと続きます。アイラ島のシングルモルトウイスキーなど、少々パンチの効いたシングルモルトと、ゆっくりと時間をかけながら味わいたいですね。
【第2位】
こだわりの原料と製法ならではの贅沢な風味が楽しめる
ノーマッドスナック
スプラウテッドアーモンド
スモークドシーソルト 74% CACAO 64g
1404円(※現在は販売終了)
カリフォルニア発のビーントゥーバー・ローチョコレート(※)のブランド「ノーマッドスナック」。カカオなど全ての材料をローストせず、素材そのものの味を最大限に引き出しているのだとか。甘さは控えめですが、爽やかな酸味とともに微かな塩気とアーモンドの香ばしい香りが口いっぱいに広がります。さらに、カリッとしたスペイン・バレンシア産アーモンドと松の木のコールドスモークによって作られたスモークドシーソルトも、絶妙なアクセントに。1枚のチョコレートのなかに、幾重にも重なる幻想的な味のハーモニーが楽しめます。残念ながら、好評につき品切れに。
※ビーントゥーバー(bean to bar)…カカオ豆からチョコレートバーになるまでの製造工程を一貫して行うこと ローチョコレート…48℃以下の低温で作られる非加熱チョコレートのこと
【第1位】
香り、味わい、舌触り…全てが上質でリッチな1枚
ディック・テイラー
クラフトチョコレート 75%
ブラジル ファゼンダ カンボア 57g
1620円(税込)
外箱のデザインもさることながら、本体の繊細なモザイク模様が美しく、割るのがもったいないほど。原材料にはカカオ豆ときび糖のみを使い、乳化剤、乳成分、保存料、香料は一切加えられていません。口に入れると甘みよりも先に、レーズン、あるいはグレープフルーツを思わせる清々しく、上品な酸味が広がります。「こんなチョコレート初めて!」という驚きの味わいですが、もちろんこの酸味はカカオ由来のもの。しばらく舌の上で楽しんでいると、ナッツのような香ばしい余韻が心地よく残ります。香り、味わい、舌触り、全てが耽美的。気品高く、リッチな1枚です。
今回はチョコレートにしては単価の高い物をセレクトしただけに、こだわり抜いた製法と口に含んだときの感動は別格です。ちょっとしたプレゼントや自分へのごほうびに、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。