今夏のスマホ市場において台風の目になりそうな「HUAWEI」。3大キャリアから、それぞれ異なる端末を発売し、SIMフリーのハイエンドモデルとミドルレンジモデルもリリース。これからスマホを買う人は、どこに行っても「HUAWEI」というロゴを冠した端末を見かけることになると思います。各モデルについては以下の記事でも紹介しています。
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とりわけ注目されているのが、日本ではNTTドコモが独占販売する「HUAWEI P20 Pro」。ライカが監修したトリプルカメラを搭載するハイエンドモデルで、大型のイメージセンサーを搭載し、デジタル一眼レフカメラ並みの高感度撮影もできるというモデルです。AI専用のプロセッサを内蔵するチップセット「HUAWEI Kirin970」を搭載し、AIによる最適な設定や手ブレ補正が行われることも特徴です。
グローバル市場でP20 Proと並んで、フラッグシップモデルとして人気を集めているのが「HUAWEI P20」。こちらはP20 Proより、ひと回りコンパクトで、ライカ監修のデュアルカメラを搭載。カメラのスペックもP20 Proに比べると若干低いものの、AI内蔵のチップセットを搭載し、P20 Proとほぼ同じ機能を楽しめます。このP20は日本ではSIMフリーで、量販店、オンラインストア、MVNOで購入できます。
そして、もう1台、「HUAWEI P20 lite」というモデルも発売されました。このモデルは、国・地域によっては機種名が異なる戦略的な商品。日本では、昨年6月の発売以来、ロングヒットを続ける「HUAWEI P10 lite」の後継機種という位置付けです。「P lite」としては初めてデュアルカメラを搭載していますが、ライカの技術を用いられていません。なによりもコストパフォーマンスを重視するモデルで、ストレージ容量が64GBのau(KDDI)版と、32GBのSIMフリー版が販売されています。
HUAWEI P20シリーズ3機種の最も大きな違いはカメラです。そこで、3機種で同じ被写体・シーンを撮影して比べてみました。上位モデルのほうがキレイな画質で撮れることは言うまでもありませんが、写真の画質にも好みってありますね。P20 ProとP20の画質に大きな差を感じないのであれば、格安SIMで使えるP20を選ぶのが得策でしょう。また、お手頃なP20 liteの画質で満足できそうなら、P20 liteを選ぶのが賢明です。