ASUS JAPANは、2018年夏秋モデルのPC新モデルを6月22日より順次発売します。新モデルは「ASUS」「ROG」の両ブランドをあわせて全17製品33モデルのラインナップ。なかでもASUSブランドのフラッグシップモデル「ZenBook Pro 15 UX580」は、タッチパッドに画面を備えた「ScreenPad」を初めて搭載します。
ScreenPadは、一般的なタッチパッドのように操作できるのはもちろん、専用のミニアプリを起動できます。また、サブディスプレイとして、ブラウザーの画面や動画などを表示できます。
ミニアプリには、ランチャーや音楽再生、カレンダー、テンキーなどを用意。スマートフォンのホーム画面からアプリを表示するときのように、タッチパッドから登録したソフトウェアを起動できます。
PC内の音楽やSpotifyを再生する音楽プレイヤーも搭載。YouTubeを再生する機能も備え、メインのディスプレイで書類を書きながら、音楽や動画を再生するといった使い方もできます。
テンキーはタッチパッド全体に大きく表示可能。Microsoft Officeとの連携機能も用意し、アプリに応じたツールが自動で起動します。例えば、Excelでは数字を入力できるテンキーが表示され、PowerPointではプレゼンテーションモードへの切り替えなどのショートカットボタンが現れます。
ScreenPadは、5.5インチのフルHDとスマートフォンと同じくらいの小さなディスプレイですが、サブディスプレイとしても利用できます。もちろん、サブディスプレイの表示中もタッチパッドのスクロールやマルチタッチでの操作も可能です。また、タッチパッドのミニアプリが必要ないときは、画面表示をオフにすることもできます。
なお、ScreenPadは今後、開発者向けのSDK(開発キット)が公開される予定で、オリジナルアプリを開発して配布できるようになります。