乗り物
2016/5/11 22:48

【レビュー】バイク用品の隠れた名作! ライダーの“尻痛”を和らげる救世主「ゲルザブR」

バイクに乗っていると「お尻が痛くなる」は、“バイク乗りあるある”の第1位。特に最近のモデルは軽量&スリム化によってシート幅が狭くなり、面積も小さくなっているために“尻痛”に悩まされている人も多いのではないでしょうか? そんな尻痛ライダーにオススメしたいのが「ゲルザブR」。これは名前からもちょっぴり予想できるように、ゲル状の衝撃吸収材を使ったバイク用の座布団です。医療用にも使用されるエクスジェルを採用し、ウレタンフォームの10倍以上の衝撃吸収力を実現。お尻に掛かる圧力を分散させることで尻痛を軽減してくれるとのことで、早速使ってみました。

2-箱&中身

エフェックス
ゲルザブR EHZ3030R
実売価格1万260円

 

取り付け簡単、装着時間はたったの2分!

7-装着4

バイクへの取り付けは至ってシンプル。シート表面を覆うようにかぶせ、前後の面ファスナーでシートを締め付ければ作業は終了です。今回の撮影で使用したバイクはシートがワンタッチで開閉するタイプだったため、装着時間は約2分と簡単。メカ作業が苦手な女性でもスムーズに取り付けられます。

6-装着2

取り付けのコツは、表面を引っ張りながら面ファスナーを固定すること。テンションを掛けて固定することで、表面にシワを作らず、シート形状にフィットさせることができます。

5-装着1
↑面ファスナーをしっかり固定することで走行中もズレません

 

ツーリングの後、お風呂でお尻がしみません!

9-着座1

実際に使ってみた感想は「おっ?」から「お~!」の2段変化。使用されるエクスジェルは厚みが薄いため、足付き性能に影響はありません。ライディングポジションも変化せず、装着した違和感を与えない「おっ?」。そして、1~2時間ほど走っても尾てい骨に痛みが感じられず、お尻全面で受け止めている安心感の「お~!」へ変化しました。

12-素材感
↑同製品を指で押した様子。厚みは薄いですがクッション性が高いのが特徴です

この商品は中・大型バイクだけでなく、原付スクーターなどの低価格なモデルで効果絶大。レーサータイプのように前傾姿勢ではなく、どっかりと腰を降ろすスクータータイプはお尻への負担がより大きいので、その威力が体感できるはずです。原付で遠出をする筆者はもちろん、日常のアシとして近距離を乗る人でも快適な効果を得られます。これさえあれば、擦れたお尻が、お風呂で「しみるぅ~」と唸らなくてすみそうです。

11-リヤスタイル

最後にひとつだけリクエスト! ゲルザブRの裏面に簡単なポケットがあると最高でした。今回の撮影は暖かな春の日でしたが、寒い時期は裏面のポケットに「ホカロン」を入れれば、お尻を温められてより快適になるはず(貼るタイプのホカロンを使えば問題ないといえば問題ないですが)。

 

【URL】
プロト http://www.plotonline.com/
ゲルザブR http://www.plotonline.com/motor/effex/lineup02-1.html