ル・クルーゼといえばフランス発祥の老舗キッチンウェアブランド。同社の鋳物ホーロー鍋は気密性が高く、煮込み料理はもちろん、ごはんも美味しく炊ける鍋として有名です。そんなル・クルーゼの鋳物ホーロー鍋から、新シェイプの「ココット・エブリィ 18」が登場します。
日本人のライフスタイルに合わせたコレクションが「Simple Cooking」
ル・クルーゼは、共働き世帯や単身世帯の増加を背景に、日本では健康志向のデリバリーやシンプルなレシピが人気を集めている事実に着目。そんな日本人のライフスタイルに合わせてフランスの職人と開発したのが、2018年の秋冬コレクション「Simple Cooking」(シンプルクッキング)です。こちらは、「肩の力を抜いて、家庭料理もっと楽しくなるライフスタイル」を提案するコレクションとのことで、そのラインナップの中心となるのが、新シェイプの鋳物ホーロー鍋「ココット・エブリィ 18」(税抜2万円)です。
料理がおいしくなる秘密は「深さ」と「底のカーブ」にアリ
従来のココット・ロンドは少し大ぶりな印象の鍋でしたが、ココット・エブリィ 18は幅約23cmとコンパクトでありながら、容量は2.0Lのたっぷりサイズ。スープは4〜5人分、ごはんは3合まで炊飯できます。1回の食事で考えれば、大人2人のごはんを炊くのに充分なサイズですね。
本品は、同社の定番鍋である「ココット・ロンド」に比べ、深さがあることと、底面が丸いカーブを描いていることが特徴。これだけの深さがあるため、吹きこぼれしにくいうえ、少量の揚げ物やパン作りにも便利なのだとか。卓上で串カツを揚げて「おうち居酒屋」気分を味わいたいときにも良さそうです。また、底面がカーブになっていることで対流が起こりやすいため、「踊り炊き」が必要な炊飯用の鍋にもぴったり。鍋の内側はマットブラックホーローになっているので、表面に小さな凹凸があり、火が通りやすくて傷も付きにくいというメリットがあります。
鋳物ホーロー鍋初の内蓋も登場
ココット・エブリィ 18が新しいのは、その形状だけではありません。なんと、直径約16.5cmの専用のインナーリッド(内蓋)も登場したのです。
このインナーリッドを使えば、吹きこぼれしづらくなり、炊飯や煮込み料理がもっと手軽になります。インナーリッドといえば従来は炊飯用の土鍋などに用いられていましたが、こちらは鋳物ホーローウェアとして初のインナーリッドとのこと。
従来品に比べてしゃっきりしたごはんが炊ける
発表会では小池精米店3代目店主・お米マイスター5ツ星 小池理雄さんが登壇し、ココット・エブリィ 18で炊いたごはんを実食。「これまでのココット・ロンドはごはんがもっちり炊き上がっていましたが、ココット・エブリィはしゃっきり炊けるのが特徴。外がしっかり、中が柔らかい品種のお米との相性がいい」とのこと。
ちなみに、美味しいごはんを炊くには、冷たい水や氷を使って、お米の温度をなるべく低くして炊飯するといいのだとか。これで「外硬内軟」(がいこうないなん)で、香りとツヤのあるしゃっきりしたごはんが炊けるそうですよ。
このほか、「Simple Cooking」コレクションには、プレイスマットなどに使えるウッドボードやストーンウェア(陶磁器の一種)もラインナップ。これら「Simple Cooking」コレクションは、すべて2018年8月22日発売です。料理好きな人はもちろん、これから料理を初めてみようという人も、ぜひ注目してみてください!