カメラはともすると画素数や連写といった数字(スペック)だけに目がいってしまいがち。しかし、長く使う“相棒”として考えると、手にしたときの質感や細部の作りこみが満足感を左右する重要なポイントになります。本稿では、そんな使い心地を徹底追求したカメラ、「OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II」のこだわりを見てみましょう。お得なレンズキットの発売とキャッシュバックキャンペーンが始まったばかりの、いま注目の逸品です。
【今回ご紹介する至高の逸品】
OLYMPUS
OM-D E-M1 Mark II
実売価格(税込):23万5440円(ボディ)、26万7840円(12-40mm F2.8 PROキット)
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIは、プロや写真愛好家から熱い支持を受けているミラーレス一眼。AF/AE追従で最高18コマ/秒、AF/AE固定なら最高60コマ/秒という驚異的な高速連写をはじめ、高速AFやボディー内手ぶれ補正、防塵防滴ボディーといった高い性能・機能を備えた、同社のフラッグシップモデルです。今回新たに、画質と使い勝手のよさに定評のある標準ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」がセットとなった「12-40mm F2.8 PROキット」が新登場しました。
■製品の詳細情報はコチラ
https://olympus-imaging.jp/product/dslr/em1mk2/
細部に宿る名機の魂――満足感を高める「10のこだわり」
OM-D E-M1 Mark IIが人気の理由は、フラッグシップにふさわしい高い性能や高画質に加え、どんなシーンで使っても常に快適に撮影が楽しめる、そのユーザービリティの高さといっていいでしょう。
では、具体的にOM-D E-M1 Mark IIのどこがどういうふうに快適で使いやすいのでしょうか。その魅力を10のこだわりから探っていきましょう!
【こだわり1】
手になじむ深いグリップ
OM-D E-M1 Mark IIを手にしてまず感じるのは、グリップの握りやすさです。前面の深い凹みには中指が、背面に広く設けられたサムグリップ部には親指がそれぞれフィットし、指にラバーが吸い付くような手触りを感じながら、ボディーをバランスよく支えることができます。右手だけでもしっかりと構えられますし、そのうえで左手をレンズの下から支えるようにして添えると、完璧なホールディングが得られます。
【こだわり2】
見やすい電子ビューファインダー
一般的にカメラを手に取ったら、次にカメラを顔の高さまで上げて、ファインダーをのぞきます。ごく当たり前の動作のように思えますが、実は、これがすんなりとできるカメラは意外と多くありません。
その点、OM-D E-M1 Mark IIは電子ビューファインダーがレンズ光軸上にあり、ボディーとファインダー、グリップ、レンズのそれぞれの配置バランスがきっちりと考えられています。そのため、カメラを真っ直ぐに持ち上げたときに、ファインダー接眼部がちょうど目の位置にきます。それゆえに、「手に取る、持ち上げる、ファインダーをのぞく」という一連の動作が非常にスムーズなのです。
【こだわり3】
心地よいシャッターフィーリング
実際の撮影で使い心地を決める、特に大切な要素といえるのが、シャッターボタンのフィーリングです。OM-D E-M1 Mark IIのシャッターボタンは、グリップを握ったときに人差し指が自然に掛かる場所に配置されています。
そして、シャッターボタンを押したときのレリーズ感は絶品。位置に加え、傾斜の角度や手触り、指があたる部分の面積、半押しまでの感触、全押しまでの深さ、レリーズ音、振動といったことをすべて計算したうえで設計されていることを実感できるでしょう。
【こだわり4】
ほどよいトルク感のあるダイヤル
各種のダイヤルの操作感も大切です。OM-D E-M1 Mark IIは、フロントダイヤル、リアダイヤル、および撮影モードダイヤルという3つのダイヤルを装備していますが、いずれも適度な大きさとほどよいトルク感を備えています。これにより、気持ちよく、かつ正確に各種の設定値をコントロールすることができます。
【こだわり5】
滑らかに動くバリアングル液晶モニター
OM-D E-M1 Mark IIは、バリアングル液晶モニターを搭載し、カメラの向きの縦横を問わず、自由なアングルから撮影しやすいことが特徴の1つです。しかも、ヒンジ部の動きが滑らかで、開閉の動作は極めてスムーズ。ガタつきはまったく見られず、強度的な安心感もあります。
カメラにはさまざまな可動部がありますが、なかでもバリアングル液晶モニターは特に動きが大きく、撮影中に頻繁に動かす部分だからこそ、開閉の滑らかさと剛性感が大切です。