日本最大の競走馬セリ市「セレクトセール2018」が7月9日と10日に苫小牧のノーザンホースパークで行われた。
日本競走馬協会(JRHA)主催で1998年に創設された同セール。名前の通り“セレクト”(厳選)された良質なサラブレッドが上場されることで知られており、ここから数々のG1ホースが生まれていった。世界トップクラスとなった日本の良血馬が集まるため、海外のバイヤーからも注目されている。
2日間の売上は、史上最高となった昨年を上回る179億3200万円を記録した今年のセレクトセール。気になる落札額上位5頭はこちら!(※価格はすべて税抜)
#SelectSale 上場番号92番「ソーメニーウェイズの2017」(牡、父ハーツクライ)が、(株)ダノックス様に2億円で落札されました。 pic.twitter.com/jj6ULAp6qT
— 日本競走馬協会(JRHA) (@SELECTSALE_jpn) July 9, 2018
5位は2億円の「ソーメニーウェイズの2017」(牡、父ハーツクライ)。落札者は「ダノン」の冠名で知られる(株)ダノックス。
#SelectSale 上場番号26番「ライフフォーセールの2017」(牡、父ハーツクライ)が、近藤利一様に2億3000万円で落札されました。 pic.twitter.com/SYBGN1SHvn
— 日本競走馬協会(JRHA) (@SELECTSALE_jpn) July 9, 2018
4位は2億3000万円の「ライフフォーセールの2017」(牡、父ハーツクライ)。落札者の近藤利一氏は「アドマイヤ」の冠名で有名だ。
父のハーツクライは毎年安定して活躍馬を出しており、今年もすでにスワーヴリチャードが大阪杯(G1)、海外ではヨシダがターフクラシックステークス(G1)を制覇。また、代表産駒であるジャスタウェイは今年が初年度産駒のデビューで、ハーツクライの“孫”たちの活躍も期待される。
#SelectSale 上場番号13番「ミスセレンディピティの2017」(牡、父キングカメハメハ)が、小笹芳央様に2億4000万円で落札されました。 pic.twitter.com/JhzZDdm4Bt
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3位は2億4000万円の「ミスセレンディピティの2017」(牡、父キングカメハメハ)。落札者は「ホウオウ」が冠名の小笹芳央氏。今年のセールで存在感を見せた馬主の一人だ。
#SelectSale 上場番号21番「キングスローズの2017」(牡、父ディープインパクト)が、(株)ダノックス様に2億5000万円で落札されました。 pic.twitter.com/nbARrksfhX
— 日本競走馬協会(JRHA) (@SELECTSALE_jpn) July 9, 2018
2位は2億5000万円の「キングスローズの2017」(牡、父ディープインパクト)。落札者は再び登場の(株)ダノックス。
#SelectSale 上場番号400番「リアアントニアの2018」(牡、父ディープインパクト)が、(株)サトミホースカンパニー様に2億9000万円で落札されました。 pic.twitter.com/HGVCL7S9Bb
— 日本競走馬協会(JRHA) (@SELECTSALE_jpn) July 10, 2018
そして1位は「リアアントニアの2018」(牡、父ディープインパクト)。上位5頭ではこの馬のみ今年誕生した当歳馬である。価格は2億9000万円!今年もやはりディープインパクト産駒が人気だった。
落札したのは昨年から馬主事業を法人化した里見治氏の(株)サトミホースカンパニー。おそらく2年後、「サトノ〇〇」という馬名で競馬場に現れることになるだろう。