8月末に登場するパナソニックの新作コードレスクリーナー「パワーコードレス MC-SBU820J-W」は、吸引力・スタミナ・使い勝手ともに好バランスのハイエンドモデル。日本の住宅事情を研究し尽くした逸品の魅力をトコトン紹介します。
【紹介するのはコチラ!】
パナソニック
コードレススティック掃除機
パワーコードレス MC-SBU820J-W
実売予想価格9万7200円(8月30日発売)
業務用モーターを改良したハイパワーモーターにより、パナソニックのコードレスクリーナー史上、最高の吸引力を実現。運転時間最長約65分の圧倒的スタミナも魅力。軽さやセンサー、ノズル形状のギミックなど、随所に使いやすさへの配慮が光ります。
SPEC●運転時間:最長約65分(ロングモード時)●充電時間:約3時間●集じん方式:サイクロン式(ステンレスガード)●集じん容量:0.2ℓ●サイズ/質量:W240×H1175×D218㎜/2.5㎏
クリーナー戦国時代を“ユーザー視点”で一刀両断
本機は、ハイパワーモーターによりキャニスター並みの高い吸引力を実現。また、大容量バッテリーで最長運転時間約65分(※)という馬力に。それでいて、本体質量2.5㎏に収めている。……と、ここまではスペックの話。当然パワーも軽さも魅力的なのですが、実際に試すと“細かな配慮”が満載です。
例えば、フローリングやじゅうたん・畳では、硬さもゴミの種類も異なります。本機は、フローリングの“拭き掃除”に適したブラシ(緑)と、じゅうたん・畳の“かき出し掃除”に適したブラシ(白)を合体させており、様々な床のゴミに対応。立ったままノズルを外して隙間を掃除できる機能も秀逸です。
数値ではないこうした“利便性”は、ユーザー視点の研究によって生まれました。一般的な日本の住宅を工場敷地内に建て、ユーザーの使用環境を再現。また、ロボットではなく人が、想定される製品寿命ぶんのゴミを地道に掃除しまくり、細かい動作や性能を徹底的に検証しているのです(後述のレポート参照)。
掃除機はユーザーが手に持って動かす家電ゆえ、ちょっとしたことが不満につながりやすい。本機は、真摯なモノづくりにより生み出された“業物(わざもの)”。同社がクリーナー戦国時代に投じた大きな一石なのです。
※:ロングモード時
ポイントその1.吸引力
ポイントその2.バッテリー
ポイントその3.軽量性
*ハニカム構造のイメージ
ポイントその4.クリーンセンサー
ポイントその5.ゴミ捨て
ポイントその6.立てかけ
<いろいろなところで活躍できる!>
【ブラシはコレ!】
【1】フローリングの目地も!!
【2】じゅうたんも!!
【3】部屋の隅も!!
【4】家具のすき間も!!
文/伊森ちづる
【REPORT】
本誌生活家電担当、青木宏彰が製造現場に行ってきた!
家電のために家まで建てた? パナソニックの掃除機を製造する八日市工場とは
滋賀県の琵琶湖近くに立地する同社の八日市工場は、40年以上にわたって家庭用の掃除機を生み出してきた工場。開発部と製造部が同じ敷地にあるので、柔軟に連携が取りやすいです。さらに、工場敷地内には2階建ての戸建ても。実際に家具などを配置したリアルな生活環境で、掃除機の性能をテストしています。