あるときはグランドキャニオンに登り、またあるときはハワイでトライアスロン、そしてまたあるときは鉄道を動かす--毎年とてつもないチャレンジでおなじみの「エボルタ チャレンジ」の季節が今年もやってきました。
今年はエボルタにとって特別な年。というのも、エボルタ誕生10周年かつ、パナソニック創業100周年というメモリアルイヤーであることから、いつも以上に気合がはいっています。「エボルタNEOチャレンジ2018」は11月10日午前のスタートを予定していますが、
【解説1】
今年は「世界最長遠泳チャレンジ」!
嚴島神社でギネス世界記録に挑戦
まず、メインとなる「エボルタ NEO チャレンジ2018」について。その内容は、広島県廿日市市の宮島を舞台に、宮島口から嚴島神社大鳥居までの約2.5kmを「エボルタNEO」くんが泳ぎ、ギネス世界記録の認定を目指すというもの。今回もまた、エボルタNEOくんの設計・製作はロボットクリエーターの高橋智隆氏が担当。今年のエボルタNEOくんはこんなデザインです。
やっぱ今年もギネス世界記録の壁が厚い
「エボルタNEOチャレンジ2018」といえばギネス世界記録との戦いですが、今回も前人未到の条件が待っています。抜粋すると大きく3つ。
動力の乾電池は挑戦の途中で交換してはならない
ロボットはスクリューで推進してはならない
挑戦中にロボットの部品交換または修理はできない
どれもえげつないですが、スクリューを使えないので腕の動きだけで前進しなくてはなりません。
エボルタNEOくんは17㎝の小さな身体で約2.5kmを泳ぐことになるので、単純計算すると170㎝の大人が25kmを泳ぐことに。大海原をけなげに泳ぐエボルタNEOくんを想像するだけで胸が締め付けられそうです。頑張れ!エボルタNEOくん!
■「世界最長遠泳チャレンジ」概要
・日時:2018年11月10日(土) 午前予定 ※雨天順延。予備日11月12日、13日予定
・場所:広島県 廿日市市 宮島
・概要:単3形乾電池「エボルタNEO」2本を動力に、長距離遠泳を目的に設計・制作された「エボルタNEOくん」(ロボット)が宮島口から嚴島神社の大鳥居までの約2.5 ㎞を泳ぎ、ギネス世界記録の取得を目指す。
【解説2】
チャレンジ場所までの400kmを歩いて目指す
「世界最長遠泳チャレンジへの旅」は9月25日にスタート
今年の「エボルタNEOチャレンジ」、メモリアルイヤーだけに気合が入っているとお伝えしましたが、チャレンジは「遠泳」だけに留まりません。乾電池「エボルタ NEO」の工場のある大阪府守口市から宮島口まで、乾電池を動力として、約1か月半をかけて約400kmを走破するというチャレンジも行うのです!
9月25日、その出発式が工場敷地内で開催され、パナソニックの従業員のみなさん、近隣の小学生、幼稚園児とその保護者のみなさんがエボルタNEOくんを盛大に送り出しました。
■「世界最長遠泳チャレンジへの旅」概要
・期間:2018年9月25日~11月上旬(予定)
・エリア:大阪府守口市~広島県廿日市市宮島口
・内容・乾電池「エボルタNEO」を動力にした歩くタイプのロボットが、「世界最長遠泳チャレンジ」のスタート地点である広島県廿日市市宮島口まで歩いて向かう(本年7月に発生した西日本豪雨や台風21号に伴い近畿地方に発生した高潮による被害復旧の妨げになると判断した場合には、予定ルートの変更を行う場合があります)
どこで最新情報は見れる? 何で観られる?
エボルタNEOチャレンジ2018の概要をお伝えしたところで、エボルタNEOくんの活躍はどのようにしたら見られるかについても紹介いたします。
①エボルタNEOくんの公式Twitter「@EVOLTA_ROBOT」
最もカンタンなのがTwitter。ライブ配信を行うこともあるので、エボルタNEOくんの活躍をぜひチェックしてみてください。
②ニコニコチャンネル「週刊エボルタNEO通信」
そしてもうひとつがニコ生。こちらは毎日のように生配信を行うので、エボルタNEOくんの様子が気になったときにいつでも見ることができます。
今年もGetNavi/GetNavi webはエボルタNEOくんを応援します!
今年の「エボルタNEOチャレンジ」の情報をまとめてみました。筆者(編集部・山田)も出発式に参加しましたが、今年は例年以上に「温かい!」と感じました。近隣の子どもたちを招いたり、工場の従業員のみなさんが出発式に参加したり、同行するメンバーも従業員だったりと、人と人との触れ合いを大切にしている印象です。
さて、今年もGetNavi/GetNavi webはエボルタNEOくんを全力で応援します。遠泳チャレンジの行われる宮島も取材に行く予定ですので、その模様は改めてお伝えしていきましょう。