グルメ
2018/12/14 11:00

フグ以外にも知る人ぞ知る自慢のグルメがたくさん!!――山口県のご当地グルメ3選

「山口県の食べ物と言えば?」 と聞けば、ほぼ100%の人が「フグ!!」と答えます。そして次は「夏みかん」。もちろんその通りだしどちらも間違いなく美味しいのですが、山口県民が日常的に食べるものは実際こちらの方が多いのでは? という、県民推薦のグルメを紹介します!

 

[1品目]

一度食べるとクセになる! ただのわかめではないわかめふりかけ

井上商店

萩・井上のソフトふりかけ しそわかめ 

「しそわかめ」は、大抵の山口県民が「食べたことがある」と答えるほど、広く県民に愛されているしっとりとしたソフトタイプのふりかけです。わかめふりかけの中には磯の香りの強いものもありますが、この井上商店のわかめふりかけは、しそやかつおだしが効いていて食べやすく、他のおかずとの相性もバッチリです。

 

しそと言っても酸っぱいというよりは「ほのかに爽やか」という感じで、ごまも入っていて彩りも最高。茶碗のごはんにそのまま振りかけるのはもちろん、おにぎりに混ぜ込んだり、白いおにぎりを握って周囲に振りかけたりが定番です。この味は一度食べたらやみつき間違いなし! ぜひ味わって頂きたい逸品です。1袋90g、321円(参考価格)。

 

今回紹介したオリジナルタイプ以外にも、夏みかんや辛子明太子が入ったわかめのふりかけや、ひじきを使った「しそひじき」ふりかけも販売されているので、ぜひお試しください。

 

↑特に唐揚げ、うどんとの相性は抜群で、梅干を追加しても美味しいです

 

[2品目]

プリプリの弾力と味が想像を超える萩の逸品

村田蒲鉾店

特選やきぬき蒲鉾 銀浪

かまぼこって、うどんに入っていたり、お正月に食べるおせちに入っていたり、特に「美味しい」という印象を持っていない方も多いと思います。 しかしこちらの「やきぬき蒲鉾 銀浪」はそういう方にこそぜひ食べていただきたい逸品です。

 

三方を海に囲まれる山口県は、群雄割拠と言えるほどたくさんの生産業者がしのぎを削るかまぼこの名産地です。なかでもこの銀浪は、手ごろな値段とプリプリした食感がたまらなく、お刺身の代わりに食べても遜色ないくらいの味わいで、色も真っ白で綺麗なかまぼこです。ワサビを添えればお酒のつまみにもなるので居酒屋でも出されています。

 

原材料には魚肉とだけ書いてありますが、村田蒲鉾店はエソにこだわっており、地元の人は「だから銀浪は美味しいのではないか」と言うようです。「あっても無くても別に…」という今までのかまぼこの認識が変わるので、ぜひ食べてみてください! 1本170g、432円(参考価格)。

 

↑ワサビや大葉を添えると蒲鉾の白さが際立ちます。贈答品としても大人気

 

[3品目]

山口のたまご農家がこだわった米粉と米たまごのバウムクーヘン

出雲ファーム

とりたまバウム

前出の2つは老舗のおすすめグルメでしたが、最後に紹介するのは最近売り出し中のバウムクーヘンです。「米たまご」という山口県産の飼料用米を食べて育った鶏卵と山口県産の米粉を使用し、小麦不使用のとても優しい味が特徴で、食べると良質な原料から作られていることが伝わってきます。

 

出雲ファームは卸売りの会社ですが、「とりたまの里」という卵かけご飯専門店を作ったりして自慢の濃厚味卵の普及に努めているので、地元での信頼度も抜群。安心して子どもにも食べさせられます。1個200円(参考価格)。

 

↑ふんわりと優しい味。小分けになっているので食べる分だけ開封し、常温で日持ちも良いので手土産にも最適です