アウトドア
2019/1/8 18:30

冬キャンプに絶対オススメしたい人気ブランドの「高機能ダウンジャケット」5選

スキーやスノーボードといったウィンタースポーツに専用ウェアがあるように、冬のキャンプに最低限欠かせないのがアウトドアブランドの防寒ウェアだ。アウトドアブランドウェアの特長といえば、なんといっても機能性。冬キャンプで着用する場合は防寒や保温などの機能性が必要不可欠だ。そこで、今回は人気ブランド別に保温性と軽さを兼ね備えた冬の最強ウェア、ダウンジャケットの最新モデルを紹介しよう。

 

 

〈冬キャンプの防寒対策の基本は〉

ここで冬キャンプの防寒対策をさらっとおさらいしておこう。今回はダウンジャケットを紹介するのだが、冬の防寒対策の基本はレイヤリング(重ね着)だ。

 

まずは下着(ベースレイヤー)。その最大の目的は吸湿速乾にあり、ファストファッション系の化学繊維インナーなども可。次に中間着(ミドルレイヤー)。フリースやパーカー、シャツなどで、下着の湿気を逃しながらも保温できるものが望ましいだろう。最後に上着(アウトレイヤー)。中間着の暖かさを保持し、外からの冷気をシャットアウトするものを選ぼう。重ね着をするため、サイズにはある程度余裕を持たせたい。

 

下記に紹介するダウンジャケットは、機能的にはどれも太鼓判を押せるものだ。自然の中でより心を開放するための一着、長く付き合える、一生ものになれるパートナーを見つけよう!

 

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アウトドア、登山ウェアのトップブランドが誇る定番モデル

 



ザ・ノースフェイス(THE NORTH FACE

ダウンジャケット ビレイヤーパーカ

実売価格4万9900円

 

<注目ポイント>

・遠赤外線効果で身体を保温する光電子プロダウン素材

・汚れを除去したクリーンなダウンが高い保温性を確保

・大型メッシュポケットなどの収納スペースも豊富

アウトドア、登山ウェアのトップブランド、ザ・ノースフェイスの2018秋冬モデル。幅広いフィールドアクティビティで使える保温性の高いダウンジャケットだ。遠赤外線効果で身体を保温する光電子プロダウン素材を採用。ダウンにも撥水加工を施すことで、濡れてもかさ高が損なわれにくく、ドライで快適な保温性を持続する。また、限りある資源であるダウンを回収、精製するリサイクルプロジェクトから、羽毛加工メーカーで洗浄された原毛ダウンを主原料として採用。きれいになったダウンは洗浄前のものよりかさ高性に優れ、保温性が高まっている。

 

[02]

超高品質ダウンを封入した超軽量ジャケット

マムート(mammut

メロンインフーデッドジャケット

実売価格4万4800円

 

<注目ポイント>

・わずか300gの超軽量ジャケット

・超良質な900フィルパワーのダウンを110g封入

インナーポケットにコンパクト収納

 1862年にロープメーカーとしてスイスで創業したマムートは、ドイツ語でマンモスを意味し、それはロゴにも使用されている。現在はジャケットなどのウェアまで幅広く展開。このダウンジャケットはわずか300gの超軽量で、インナーポケットに収納すれば手のひらサイズに収まる。600以上で良質とされる羽毛の体積を表すフィルパワーが、超良質な900を示すとともに、耐久撥水加工を施した極薄のリップストップ素材を表裏両面に採用したことでコンパクト収納を実現した。

 

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撥水加工を施したダウン使用のフーデット

マーモット(Marmot

ガイズ ダウン フーディー

実売価格4万2120円

 

<注目ポイント>

・保温性、防風性の高いフルパワー700の良質ダウン

・雨にも負けないダウンに撥水加工を施す

・動きやすいエンジェルウィングムーブメントデザイン

44年前にアメリカのコララド州でウェア&スリーピングバックグメーカーとして誕生したマーモット。このモデルは、羽毛の体積を示すフィルパワーの数値が700で、600以上で良質とされる基準を上回る保温性と防風性を誇る。また、水濡れに弱いダウンの欠点をカバーするダウンディフェンダーと呼ばれる撥水加工が施されている。オリジナルのパターンデザイン“エンジェルウィングムーブメント”を採用することで、動きやすいデザインに仕上がっている。

 

[04]

クラシックなシルエットながらデザイン性と運動性を兼備

ミレー(MILLET

8セブンダウンジャケット

実売価格3万7900円

 

<注目ポイント>

・クラシックデザインに最新技術が融合

・広い視野を確保した調整可能なフード

・撥水ダウンの使用でウェットコンディションも快適

 1987年のアルパイントリロジーで使用されたクラシックなシルエットを受け継ぎながら、機動性を考慮した裁断、フィット感と広い視野をもったフードなど、先端のデザイン性と運動性を実現させている。表面には軽量ながら耐摩耗性に優れるPERTEX素材を採用し、中綿にはウェットコンディションでも快適な保温性を保つ撥水ダウンを使用、600以上で良質とされるダウンの体積を示す指数フィルパワーは700と優れた数値を記録している。

 

[05]

シュラフで有名な日本ブランドの人気モデル

ナンガ(NANGA

オーロラダウンジャケット

実売価格3万8340円

 

<注目ポイント>

・2016年モデルのシルエットを踏襲したニューモデル

・防水性と透湿性を実現する「オーロラテックス」採用

・フィルパワー760の高品質ヨーロピアンダックダウン

1941年に滋賀県で創業。主にシュラフやジャケット、パンツなど、登山アパレルを国内生産&高品質にこだわって提供するナンガ。同社の代表的なウェアがこのオーロラダウンジャケットだ。フィルパワー600以上で良質とされるダウンの体積を示す数値は760、保温性、断熱性、弾力性に富んだヨーロピアンダックダウンを採用した。また、表生地には高レベルの防水透湿性を実現する多孔質ポリウレタン防水コーティング加工「オーロラテックス」を施している。

 

アウトドアブランドのウェアはタウンユースでも人気

余談となるが、防寒や保温などの機能を突き詰め、耐久性も兼ね備えた人気ブランドのウェアは、近年スタイリッシュになっていることもあり、通勤や通学も含めたタウンユースでも注目されている。機能性を追求した無駄のないデザインと耐久性の高さも街着として浸透している要素だが、タウンユースの場合は、機能性よりもデザインを優先してもいいだろう。日常生活では屋内と屋外を行き来したり、建物内や電車は暖房が効いているので、防寒性能を備えているアウトドアブランドのウェアならば薄手でも問題はない。残る選択基準は、ブランドイメージや着心地、そして価格となるだろうが、そんなことを考えながらのアウター選びもきっと楽しいに違いない。