ヒーター・暖房器具は、種類が多すぎてどれを選ぶべきかわからない……。そんな人は、置きたいと思っている部屋の性質に応じて、ぴったりなモデルを選んでみては? というわけで今回は家電のプロにお願いし、部屋別にどんなタイプが向いているのか、選び方のポイントを伝授してもらいます。さらに、そのポイントを満たしたオススメのモデルもご紹介。後編となる今回は個室・ワンルーム、子ども部屋、脱衣所・トイレ編を見ていきましょう!
前編はコチラ→リビング・寝室のヒーターはどれがいい? 「選び方とおすすめモデル」を家電のプロが伝授!
【教えてくれるのはこの方!】
家電コーディネーター
戸井田園子さん
雑誌やテレビなど、数多くのメディアにひっぱりだこの家電専門家。ユーザー目線に立ったわかりやすい解説で、読者の厚い信頼を受けています。
【個室・ワンルームに置きたい暖房器具 選び方のポイント】
速暖性が高く、消し忘れ防止機能付きがベター
「個室・ワンルームでは空間が限られているため、できるだけコンパクトな暖房器具を選ぶのがポイント。特に、通年出したままにできるタイプだと、収納スペースを考えずに済みます。昼間はほとんど出かけていて、長時間部屋にいることが少ない場合は、速暖性が高い暖房器具がオススメ。ただし、ひとり暮らしの場合は消し忘れ防止機能があるものがベターでしょう。スマホ連携でON/OFFが確認できる機種だと外出時にも安心。外からスイッチをONにすれば、ひとり暮らしでも暖かい部屋に帰って来られますよ!」(戸井田さん)
おすすめその1 ファンヒーター
1台2役のスタイリッシュなスタンド型ファン
阪和
PRISMATE 2WAY タワーファンヒーター/クールファン PR-WA002
実売価格1万6956円
ヒーターと送風ファンの2WAYスタイルで、1年を通して使えます。温風使用時は温度を15~35℃の範囲で設定可能。設定温度に達すると温風が停止するため無駄な電力を抑えられます。強弱、タイマーなどを簡単に操作できる専用リモコン付き。本体にはリモコンの収納スペースも設けられています。左右0~80°の首振り機能も搭載。
【SPEC】●サイズ/質量:W208×H685×D208mm/約4.66kg●消費電力:ヒーター 強1200W/弱600W、送風ファン 強37W/中30W/弱19W●コード長:1.5m
戸井田さんのオススメコメント
省スペースでデザインもいい!
「温風・送風一体型のタワータイプで省スペースなうえ、デザインもキレイ! 通年使えるので、収納しておくスペースがいらないのも便利です。1~12時間までのOFFタイマー機能付きで、消し忘れ対策にも有効。本体上部の操作パネルもオシャレで、かつ表示も見やすくなっています。Dysonやデロンギが温風・送風・空気清浄機一体型を出していますが、それよりも価格が手ごろなのが魅力ですね」(戸井田さん)
おすすめその2 電気マット
ちょっとしたごろ寝に最適な電気マット
コイズミ
KOIZUMI KDM-5581 ごろ寝マット
実売価格1万1150円
円柱型のクッションと掛けカバーがセットになった電気マット。膝掛けにするのはもちろん、クッションやカバーの隅にはループが付いていて、マット本体に取り付けることで、ふとんのようにも使えます。足元側がより暖かくなる頭寒足熱配線。クッションにマットとカバーを巻き付けることでコンパクトに収納できます。
【SPEC】●サイズ/質量:W1720×D750mm/約2.5kg●消費電力:55W●コード長:電源側1.8m+本体側0.5m
戸井田さんのオススメコメント
お気に入りの場所に敷けば、心地よい居場所に早変わり!
「敷きマットとクッション、掛けカバーがセットになった製品です。床の上やソファの上など、お気に入りの場所に敷けば、心地よい居場所に早変わり! ひとりで過ごすなら十分に暖が取れ、省エネにもなります。温度調節は3段階で、8時間の自動OFF機能もあって安心。ポリエステル100%で丸洗いもできて衛生的です」(戸井田さん)