新4K衛星放送の開始と買い替えサイクルが重なり、2019年は4Kテレビの注目度が急上昇中。なかでも目玉は、低価格ながら新4K衛星放送用チューナーを内蔵する「NEO格安4Kテレビ」。これにより、いよいよ「普及期」の到来となりそうです。
格安機とは思えないほど性能が磨き上げられている
家電エコポイント制度(~2011年3月)利用や、地デジ放送完全移行(同年7月)のタイミングで購入したテレビを使っている人は、買い替えどきを迎えています。折しも、18年12月に新4K衛星放送がスタートしたことで、テレビ市場は活況。19年は、4Kテレビが一般家庭に普及する年といえます。
特に売れ筋となりそうなのは、別体のチューナー不要で新4K衛星放送を楽しめる内蔵モデル。すでに東芝や三菱電機、シャープから発売されていますが、今後台風の目になりそうなのは、ハイセンスやピクセラから登場している「NEO格安4Kテレビ」。
格安4Kテレビといえば、機能は必要十分で細部の作り込みが甘い印象もありますが、これらは違います。4Kチューナー内蔵のメリットに加えて、Android TVに対応していたり、大手メーカーとの共同開発による高画質エンジンを搭載していたりと、性能の向上に対して非常に意欲的なのです。
そしてこの2モデルは、いずれも10万円以下で購入できるのがメリット。もはや4Kテレビ導入をためらう理由はひとつもなくなったといえます。
注目モデル1.Android TVを搭載し4Kネット動画も満喫できる!
ピクセラ
PIX-43VP100
実売価格9万9800円
新4K衛星放送対応チューナー内蔵の43V型液晶テレビ。Android TVを搭載し、YouTubeなどの4Kネットコンテンツも手軽に視聴できるほか、Googleアシスタントによる音声操作も行えます。立体音響技術「Dolby Atmos」に対応。
SPEC●チューナー:BS/110度CS4K×2、地デジ×3、BS/110度CS×3(2系統は4Kと共通)●接続端子:HDMI入力×2、USB2.0×2、LAN×1、3.5㎜ステレオミニ×1、光デジタル×1●音声実用最大出力:10W+10W●サイズ/質量:約W968.2×H610.7×D241mm/約9.6kg(スタンド含む)
注目モデル2.レグザと共同開発した高性能な映像エンジンを搭載
ハイセンス
43A6800
実売価格9万6984円
新4K衛星放送チューナー内蔵の43V型液晶テレビ。高性能映像エンジン「レグザエンジン NEO」を搭載。FPSや格闘ゲーム向けの「低遅延ゲームモード」や、最大7.1chのサラウンドを実現する「DOLBY AUDIO」に対応しています。
SPEC●チューナー:BS/110度CS4K×1、地デジ×3、BS/110度CS×3)●接続端子:HDMI入力×3、USB2.0×2、LAN×1●音声実用最大出力:7W+7W●サイズ/質量:W961×H606×D214mm/11.7kg(スタンド含む)
【コチラも注目】4Kチューナー非内蔵も見逃せない!
情熱価格PLUS
LE-4330S4KH
実売価格4万2984円
格安4Kテレビの“元祖”ドンキのシリーズ第5弾は、さらにリーズナブルな価格になって登場しました。新たにラインナップされた43V型(写真)のほか、50V、58V型の3サイズで展開。
「黒物家電」参入への狼煙は4Kテレビ!
アイリスオーヤマ
LT-49A620
実売価格9万9800円
2019年の「黒物家電事業」本格参入に先駆けて発売。独自のチューニングで、見たままの自然な色合いを忠実に再現します。49V型(写真)のほか65V、55V、43V型をラインナップ。