乗り物
2019/1/9 20:00

2019年、「乗り物」を読み解く3つのキーワード。「ミドルSUV」「レストランバス」「Amazon Echo Auto」

2019年、国内市場でも大型化が進むSUVは“本命”車が続々と登場し、メインストリームになりそう。ほかに、手軽に使えるスマート車載器や、新発想のバス旅など幅広いジャンルからピックアップしました。

 

【その1】

ファミリーカーとしても余裕で使える!「ミドルSUV」

日本市場ではここ数年コンパクトなクロスオーバーが人気でしたが、2018年から大型化の兆しがあります。ファミリーカーとしても便利に使える、ミドルサイズのSUVが人気を集めそうです。

 

米国での人気を受けておよそ6年ぶりに日本市場へ返り咲き

トヨタ

RAV4

価格未定/2019年春日本発売

世界的人気を誇るクロスオーバーの5代目。「TNGA」を採用し、高剛性かつ低重心のボディを実現しました。パワートレインは2.5ℓ直列4気筒エンジンと8速ATの組み合わせで、ハイブリッド車も用意します。

 

インテリアは上質さと本格SUVの機能性を両立。分割可倒式リアシートを採用し、荷室の使い勝手は良好です。

 

力強さと俊敏さを兼ね備えたデザインの都会派クロスオーバー

レクサス

UX

390万円~535万円

力強くも洗練されたデザインのクロスオーバー。GA-Cプラットフォームの採用による低重心化により俊敏な走りを実現します。車線維持支援機能などを含む、進化した「Lexus Safety System +」を装備。

 

高揚感を演出するコックピット。視覚的な開放感も担保し、ストレスなく運転できる。内装は細部まで上質です。

 

【コチラのSUVも注目!】

国内でもSUVの売れ筋は大型化が進む

 

ホンダ CR-V

323万280円~436万1040円

約2年ぶりに国内で復活。「SPORT HYBRID i-MMD」初の4WDを設定したほか、ガソリン車には7人乗り3列シートを用意します。

 

マツダ CX-8

319万6800円~419万400円

「大人がきちんと座れる」パッケージングを実現した3列SUV。デザインは風格や質感にこだわり、素材ひとつひとつを吟味しました。

 

【その2】

観光しながら本格コース料理を堪能「レストランバス」

本格コース料理を味わえることはもちろんですが、都内の主要な観光スポットを手軽に回れる点も魅力。東京を初めて訪れる観光客や、訪日外国人などの定番ツアーとなりそうです。

 

都内の主要な観光名所を手軽に回れるのも魅力

WILLER

東京レストランバス

ランチコース7800円~9800円

ディナーコース1万800円~1万2800円

バスで東京の観光名所を周遊しながら、シェフこだわりのコース料理を味わえるサービス。暖かい晴天日はオープントップとなり、開放感たっぷりです。所要時間はランチで約2時間半、ディナーは約3時間。

 

↑国産牛フィレ肉のローストなど、贅沢なコース料理を味わえます。総カロリーを抑えるよう配慮もされています

 

↑1階は充実した設備を備えたキッチン。客席は2階で、25人が着席できます

 

↑銀座おのでらの抹茶パンナコッタ(右手前)などスイーツも美味。老若男女が満足できます

 

【その3】

運転中にAlexaを呼び出せる「Amazon Echo Auto」

各自動車メーカーによる、新車への音声アシスタント搭載の動きは活発です。一方で、既存のクルマに外付けできるデバイスも登場。Amazon純正モデルの発売で注目が集まります。

 

音楽再生や電話の発信などをドライバーが気軽に行える

Amazon

Echo Auto

49.99米ドル/日本発売未定

スマホとBluetooth接続して「Alexa」を呼び出せる車載デバイス。Echoと同様、天気やニュースの確認、音楽再生、電話発信などを、音声操作で行えます。8つのマイクを搭載し、音声認識力を高めました。

 

↑本体にスピーカーは非内蔵。カーオーディオなどと接続して使用する必要があります