あけましておめでとうございます、編集部のマンガ担当・玉造です。2018年もみなさまGetNavi webのマンガを読んで頂きありがとうございました。まだ読んでいない方は、2019年からさらに連載作もどしどし増やしたい所存ですので覗いてやってくださいませ。
さて振り返れば、2018年も私はマンガばかり読んでいた一年でした。マンガ担当というくらいなので当然なのですが、個人的に語りたい作品が今年は多かったので総括的な企画をやってみたいなと思ってペンをとった次第です。いっちょ得意分野の「青春群像劇」「ジュブナイル」など甘酸っぱい系のマンガで選んでみようかと!
題して、「エモいマンガ大賞 2019」
34歳独身、週に一回は心のデトックスとしてマンガで夜泣きしている私ですから、上記のジャンルには一家言は持っているつもり。数量で作品への愛を量る主義ではないのですが、これから挙げる作品は今も繰り返し読んでは励まされているものばかり。全部で5作品を選びましたが、まずは作品から紹介したいと思います。
「それはただの先輩のチンコ」(阿部洋一・著/太田出版・刊/既刊1巻のみ)
「魔法が使えなくても」(紀伊カンナ・著/祥伝社・刊/既刊1巻のみ)
「夜と海」(郷本・著/芳文社・刊/連載中、1巻以降続刊)
「キャッチャー・イン・ザ・ライム」(背川 昇・著/般若、R-指定・監/小学館・刊/既刊2巻まで)
「月曜日の友達」(阿部共実・著/小学館・刊/既巻2巻まで)
知っている作品はありましたか? 知らないものが多ければうれしいのですが。まず上記作品の選定基準についても説明しておきましょう。まずは、2018年内にコミックスが刊行された作品(完結・未完結は問わず)であること。
「エモい」の定義はさまざまだと思いますが、選定作品をみるとほとんどが10代〜20代が苦悩、葛藤している作品ばかりになったので、本企画における定義付けはざっくりとそんな感じ程度に思って頂ければ幸いです。また、選定基準は「私の独断」ですので、作品の発行部数や話題度などは度外視されたものになっています。あ、ちなみにランキングではありません。全部1位!
…といったところでしょうか。前置きが長くなりましたが、各作品のレビューにいきます!