2018年もさまざまな最先端テクノロジーを詰め込んだデジタルガジェットが登場しました。汎用性の高いものから局所的なシーンでこそ真価を発揮するガジェットのなかで、ライターや編集者が本気で惚れたアイテムを3つ厳選して紹介します。
ユーザーの“心配”までしてくれる新感覚イヤホン
ソニーモバイル
Xperia Ear Duo XEA20
実売価格2万8350円
耳を塞がない独自設計により“ながら聴き”を実現する完全ワイヤレスタイプのオープンイヤーヘッドセット。SNSの通知などを読み上げてくれるスマート機能に加え、ヘッドジェスチャーによる操作も可能。
【選んだ人】
AVライター/山本 敦さん
オーディオ・ビジュアル誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。ハイレゾに音楽配信、スマホなどポータブルオーディオの最先端からIoTまで幅広く取材しています。
「音声アナウンス機能が天気やメッセージの読み上げなどをしてくれるのですが、時間にあった挨拶なんかもしてくれて、この前深夜1時過ぎまで起きていたら『まだ起きているんですか』と心配されました(笑)。オープンエアで外の音も聞こえるので、常時付けていられます」(山本さん)
待望の連続使用に対応した加熱式タバコ
フィリップ モリス
IQOS 3 MULTI
実売価格8980円
シリーズ初の連続使用を実現した加熱式タバコ「IQOS(アイコス)」の一体型デバイス。待ち時間ゼロで最大10本まで連続使用が可能。最先端テクノロジーによって、小型化されシリーズ最軽量も実現しています。
【選んだ人】
モノ系ライター/ナックル末吉さん
スマホ、PC、家電などのガジェット系記事を手がけるモノ系ライター。ハイレゾオーディオや文房具、食レポなども執筆。
「バッテリーチャージャー不要で本体に直接充電できるため、チェーンスモーキングが可能となったIQOSユーザー待望のオールインワンタイプ。使用可能本数は少なめですが、そのぶんスタイリッシュでコンパクトな本体のみでOKなので、携行性や使い勝手はハンパなく向上。この手の製品は数多くの他社製類似製品がありましたが、IQOS 3 MULTIはなんといってもフィリップ モリス純正品なので、味わいや安全性はメーカーお墨付きというのが何よりも偉大」(ナックルさん)
Bluetoothスピーカーの音質の水準を上げた画期的モデル
オラソニック
IA-BT7
実売価格3万2400円
木製キャビネットを採用した据え置き型Bluetoothスピーカー。左右にフルレンジユニット、中央に大口径サブウーファー、背面に低音を強化するパッシブラジエーターを搭載。ハイレゾ再生に対応しており、ワイヤレスでも高音質再生が楽しめます。
【選んだ人】
GetNavi web編集部オーディオ担当/一條 徹
「コンパクトなボディからは想像つかないほど高品質なサウンドで、Bluetoothスピーカーの音質の水準を間違いなく上げたモデルです。LDACやaptX HDといった高音質コーデックに対応しているのはもちろん、なによりオーディオとしての基礎となる部分を真面目に作っているところが素晴らしい。デザインも洗練されており、これで3万円は超お買い得です」(一條)