ランニングや自転車でのロードレースやツーリング、あるいはクライミングや野球、テニスといった屋外スポーツにおいて、いまや不可欠なアイテムの1つと言えるスポーツサングラス。防眩機能はもちろんのこと、目に入ってくる紫外線をカットして目の疲れを防ぎ、目の健康を保つという大きな役割がある。
しかし、いきなりの個人的な話となって恐縮だが、眼鏡をかける習慣のない自分は、サングラスを長時間つけていると逆に疲れてしまうのだ。また、激しい動きをしたときに眼鏡がずれて邪魔になりやすいと感じる場合もある。そんな自分のように、結局は邪魔となってしまって、せっかくの購入したスポーツサングラスも、着用しないままという人も多いのではないだろうか。
そんな悩みを持つ人たちにうってつけのスポーツサングラスを見つけたので紹介しよう。眼鏡の常識を根底から覆す、鼻パッドのないサングラス「エアフライ」だ。
見てのとおり、この眼鏡には鼻との接点となる鼻パッドがなく、代わりに左右のフレームに取り付けられた「サイドパッド」で、眼鏡を支える構造となっているのが最大の特徴だ。
眼鏡の装着時、大きな頭蓋骨の一部である頬骨をサイドパッドで挟みこむ。だから鼻骨に圧迫感がなく、眼鏡全体の荷重が左右に分散されるため、驚くほどの軽さと開放感あるかけ心地が実現されるという。
サイドパッドやフレームは自分の顔の形に合うように調節が可能。頭を振ってもズレにくい構造となっている。さらに鼻パッドがないため空気が流れやすくレンズが曇りにくい、さらには鼻に装着跡がつかないなど、さまざまなメリットがある。
激しく動いても、下を向いても眼鏡がずれにくいということは、競技中の思わぬ眼鏡のズレに悩まされることも少なく、競技に集中できる。これは、あらゆるアウトドアスポーツのプレーヤーにとっても、朗報と言えそうだ。
この画期的なアイデアは、自らもトライアスロンに取り組んでいるというジゴスペック社社長・吉村雅喜さんが、やはり鼻パッドのスポーツサングラスで苦労していたことから、鼻以外で眼鏡を装着する方法を探し、試行錯誤をした結果生み出されたという。
「エアフライ」を製作・販売する同社は、第4弾となるモデルを量産すべくクラウドファンディングを実施中だが、すでに目標金額を大幅に超す金額が集まっていることから、この画期的なスポーツサングラスに期待する多くのユーザーがいることを証明している。
スポーツサングラスの新たな潮流として、ぜひ試してみてはいかがだろうか。
商品の問い合わせ:(株)ジゴスペック
http://www.zygospec.com/index.php
※クラウドファンディング実施中 https://www.makuake.com/project/airfly/
写真提供:(株)ジゴスペック