ティアックは、新開発の薄型ダイレクトドライブ(DD)モーターを搭載したアナログターンテーブルを3月中旬に発売します。実売予想価格は6万4800円前後(税抜)。
「TN-4D」は、新開発のブラシレスDCモーターを薄型ボディに収めたダイレクトドライブ方式のアナログターンテーブル。薄型ブラシレスDCモーターとフィードバック制御により、水晶精度の正確さと、カクカクとした動作の“コギング”を抑えたなめらかな回転を実現しています。
トーンアーム部には高級トーンアームブランドの「SAEC」とのコラボレーションにより、可動部にナイフエッジを用いた新開発のトーンアームを採用。通常のベアリング構造では得られない分解能の高いサウンドが得られます。
カートリッジは、米国のカートリッジブランド「SUMIKO」によるMM型カートリッジ「Oyster」を標準装備しています。S字アームトーンアームにはヘッドシェルやカートリッジの付け替えが容易なユニバーサル式を採用しており、音楽や気分に合わせてカートリッジを交換して楽しめます。
本体は新日本無線製のオーディオ用高精度オペアンプ「NJM8080」をフォノイコライザーに採用し、フォノ入力を持たないシステムやパワードスピーカーなどに直接接続して、アナログレコードの世界を低歪で高音質なサウンドで楽しむことができます。また、USBデジタル出力を備え、アナログレコードの音をパソコン経由でデジタルアーカイブ化することも可能です。
ダイレクトドライブタイプとは思えないほど薄型化されたボディは、スタイリッシュでインテリアにもマッチしそうですね。これからアナログレコードを聴きたいと考えている方や、手持ちのターンテーブルの買い替えを検討されている方はぜひチェックしてみて下さい。