モバイルの見本市「MWC19 Barcelona」でソニーモバイルコミュニケーションズが「Xperia 1」を発表しました。本記事では、同ブランドが従来のXperia XZシリーズから大きく方針を転換した理由を探ります。
なぜ「1(ワン)」なのか?
既報では詳細をお伝えしませんでしたが、同会期中にはXperiaシリーズから計4モデルが登場しました。フラグシップの「Xperia 1」、ミドルレンジの「Xperia 10/10 Plus」、そして「Xperia L3」です。
このなかでXperia 1に注目すべきなのは、同社が日本発売を確約しているから。しかし、そのナンバリングが気になります。なぜ「1」なのか——。
ソニーモバイルコミュニケーションズの商品企画部門 部門長の田嶋知一氏は、次のような旨を語りました。
田島氏 イチから始まるXperia 1、イチから生まれ変わるXperia 1ーー、という想いを込めて発表しました。フラグシップを1、ミッドレンジを10として、この間が僕らの戦うコアのゾーンと宣言し、そこでキーとなる商品をいくつか展開してシリーズ化していこうと。そう考えて、このネーミングにしました。
ナンバリングのルールがどうなるのか気になりますね。次期モデルが出できたときには、きっと明らかになるでしょう。