気温も徐々に上がってきて、春の訪れを感じる今日この頃。お祝いやイベントも増えてくることでしょう。そんな節目の季節に、本稿ではハレの日におすすめの焼肉店「焼肉の名門 天壇」をご紹介します。ちょうど東京都内の「天壇」では、期間限定のスペシャルコースを提供中とのこと。そのコース内容から、同店の魅力をレポートしていきます!
黄金色の出汁で食べる!京都焼肉の源流「天壇」
「焼肉の名門 天壇」の発祥は京都。祇園にある本店の創業は1965年と古く、焼肉がまだ一般的でなかった時代から、ずっと地元の人に愛され続けてきました。
「天壇」の焼肉で特徴的なのは、黄金色をした独自のタレ。長時間煮込むことで牛肉のうまみを抽出した、透き通った出汁のようなスープは、あっさりしていながらもコクがあります。
このタレにつけるのは、厳しい目と舌で選び抜いた上質な牛肉。看板メニューは「ロース」ですが、ほかのお店のロースとはぜんぜん違います。柔らかくて味のよいサーロインやリブロインと呼ばれる芯の部分を厳選してカット。肉のうまみも濃く、脂の甘さもしっかりある、そんな絶妙なバランスを持った絶品の部位です。
そのおいしさは歌舞伎役者や作家など多くの文化人にも愛され、メディア掲載も多数。行列ができるランチ、ゆったり上質な時間を過ごせるディナーと、どちらも人気です。
牛肉尽くしのリッチな期間限定コースが味わえる
京都の名店「天壇」が東京に進出したのは2009年。東京一号店となる銀座店がオープンしてから、今年で10周年を迎えます。そこで「天壇」の銀座店と赤坂店では、それを記念した特別コース「銀朱(ぎんしゅ)」を2月14日から提供スタートしました。
伝統の京都焼肉を堪能できる焼き物に、牛肉を知り尽くした料理人が腕を振るう創作料理。前菜からデザートまで、とても豪華な内容です!
こちらはアンデスのピンクソルトやワサビで食べます。シンプルだからこそ、素材の素晴らしさを感じます。
上タンの切り落としを使ったつくね。生姜醤油ベースのタレと卵黄という間違いない組み合わせです。
名物の出汁のようなタレで味わう焼肉は、自慢のロース。きれいなサシが入った、とてもロースとは思えない見た目をしています。まずは、オリジナルの「ミルフィーユロース」をいただいてみます。
ミルフィーユならではのフワフワの食感と、重ねたロースの間にタレが入り込むことで生まれる、至福のジューシー感。やや酸味と甘味のある出汁タレと、上質なロースの肉汁が渾然一体となってジュワーっとあふれ出てくる、まったく新しい焼肉です!
「特上ロース」は、サシの入ったロースを厚めにカットしたもの。こちらはしっかりと食べ応えがあって、牛肉のうまみをダイレクトに堪能できます。
〆のご飯物まで牛肉尽くし。まずは醤油でそのまま食べ進み、後半はあっさりした出汁を注いでお茶漬けに。様々な食べ方で肉のおいしさを堪能できます。
紹介したメニューのほかにも、水で漬けたあっさりめの前菜「ムルキムチ」や、爽やかな甘酸っぱさの食後のデザート「自家製りんごのムース」など、スキのないメニュー構成です。
デートや接待、記念日にもぴったりの高級感ある空間で、普段なかなか味わえない京都焼肉。大切な人との特別な時間に「焼肉の名門 天壇」はオススメですよ!
【SHOP DATA】
焼肉の名門 天壇 銀座店
住所:東京都中央区銀座5丁目13-19 デュープレックス銀座タワー5/13 10F
アクセス:東京メトロ日比谷線「東銀座駅」より徒歩1分
営業時間:11:30~15:00(L.O.14:30) 17:30~23:30(L.O.23:00)
定休日:なし