グルメ
ラーメン
2016/5/31 17:15

佐野 実の魂を継承! 究極のつけ麺が味わえる鷺ノ宮の「らぁ麺 すぎ本」

本稿では、「つけ麺」や「まぜそば」がウマい店をドーンと紹介していく。ガツガツ・モリモリ食べて元気になれるような“渾身の一杯”を出す店を テーマに、看板メニューや店内・外観写真などの基本情報を中心にお伝えしよう。これを機に、紹介した店の味を己の舌で確かめてもらえれば本望だ。

 

■本日のお店

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らぁ麺 すぎ本

交通:西武新宿線 鷺ノ宮駅徒歩1分

住所:東京都中野区鷺ノ宮4-2-3

総座席数:8席(カウンター8席)

 

名店「支那そばや」の魂を継ぎつつ個性を引き出した至高の一杯

店主の杉本康介氏は、“ラーメンの鬼”として知られる、故・佐野 実氏の「支那そばや」で3年半修業し、2013年に独立。中野・鷺ノ宮駅近くで、洗練されたラーメンとつけ麺を提供している。出汁に使う岡山の山水地鶏は、佐野氏の代名詞的な素材。一度冷蔵庫で寝かせてコクとまろやかさを出すなど、丁寧な仕事は実直そのものだ。加えて、「支那そばや」ゆずりの優れたバランス感覚が、重層的な味を生み出している。

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↑塩つけめん(800円)。沖縄の「粟国の塩」と「福塩」をブレンドしたタレは、つけ汁のうまみを引き立たせる。透明感がありながら味わい深いのが特徴だ
↑塩つけめん(800円) 沖縄の「粟国の塩」と「福塩」をブレンドしたタレは、つけ汁のうまみを引き立たせる。透明感がありながら味わい深いのが特徴だ

 

そんな同店で人気の塩つけ麺は、エッジの効いた清湯スープの塩ダレが決め手。麺には全粒粉が使用されており、しなやかな細さとも相まって、香りと食感が抜群だ。また、彩りある肩ロースと鶏ムネ肉のレアチャーシューは、清湯系つけ汁の味を引き立てるために塩味で仕上げる。さっぱり感のあとに余韻が残るような複雑な味付けが、この店最大の魅力なのだ。

↑醤油らぁ麺(750円)。ストレートの細麺は、醤油のスープにバッチリと合う三河屋製麺をチョイスしている。シンプルゆえに毎日食べたくなる一杯だ
↑醤油らぁ麺(750円) ストレートの細麺は、醤油のスープにバッチリと合う三河屋製麺をチョイスしている。シンプルゆえに毎日食べたくなる一杯だ

※価格やメニューは変更になっている場合があります。