マランツは、CDやFM/AMラジオ、Bluetooth機能を備えたネットワークCDレシーバー「M-CR612」を2019年4月下旬に発売します。カラーはシルバーゴールドとブラックの2色を用意し、価格は7万円(税抜)。
「M-CR612」は、2015年発売の「M-CR611」の後継機となるオールインワン・ミュージックシステム「M-CRシリーズ」の第5世代モデル。新たに「HEOSテクノロジー」を搭載することで、Amazon Prime MusicやAmazon Music Unlimited、AWA、Spotifyなどの音楽ストリーミングサービスに対応しました(※)。
※:Amazon Music、AWA、Spotifyを聴くためには有料プランのアカウントが必要
マランツ
M-CR612
マランツ Marantz M-CR612 CDレシーバー Bluetooth・Airplay2 ワイドFM対応/ハイレゾ音源対応 ブラック M-C...
これ1台で、CDやFM/AMラジオ、音楽ストリーミングサービスが聴けるほか、スマホやタブレットからBluetoothで音楽を伝送したり、パソコンやNASなどのミュージックサーバー内の音楽ファイルをネットワーク経由で再生したりすることが可能。ネットワーク再生およびUSBメモリ再生では、DSD 5.6MHz、PCM 192kHz/24bit(WAV / FLAC / Apple Lossless)までのハイレゾ音源にも対応しています。
また、デノンの「HEOS 1」、「HEOS 3」などのHEOSスピーカーをシステムに追加すればワイヤレス・マルチルーム環境を簡単に構築可能。Amazon Alexaによる音声コントロールにも対応しています。
音質面では、同社のSACDプレーヤー「SA-12」と同様の超低位相雑音クロックを投入し、デジタル回路のより高精度な動作を実現。また、プレミアムHi-Fiアンプの開発過程において蓄積されたノウハウを活用してパワーアンプの周辺回路を刷新し、他の回路と共有していた電源回路をパワーアンプ専用として、電源由来のノイズを大幅に低減しています。最大出力は60W+60W。
従来モデルで採用していた「バイアンプ駆動」や2系統のスピーカー切り替えができる「4chスピーカー出力」は引き続き搭載。さらに、バイワイヤ接続に対応していないスピーカーでも、より高音質な再生ができるように、新たに「パラレルBTLドライブ」機能を搭載しています。これは、接続はシングルワイヤのまま、4組のアンプすべてを用いてスピーカーを駆動するもので、アンプのスピーカー駆動力の指標となるダンピングファクターを通常のBTLドライブに比べ約2倍に向上させ、中低域の量感と締まりを両立した低音再生を実現します。
ヘッドホンアンプには新たにHDAM-SA型のディスクリート高速電流バッファーアンプを投入して高音質化。さらに3段階のゲイン切替機能も搭載しています。
これ1台であらゆる音楽ソースを再生できるマルチなオールインワンプレーヤーは、ストリーミングやBluetoothなどのワイヤレス再生も楽しみたいけど、従来のCDやラジオもまだまだ利用したい……という方にピッタリ。すでにオーディオシステムを構築している方のアップデートにも最適です。
【SPEC】●実用最大出力:60W+60W(6 Ω) ●音声入力端子:アナログ×1、光デジタル×2 ●音声出力端子:アナログ(固定/可変)×1、サブウーハープリアウト×1、ヘッドホン×1 ●その他の端子:ネットワーク×1、USB×1(リア)、FMアンテナ入力×1、AMアンテナ入力×1 ●サイズ/質量:W280×H111×D303mm/約3.4kg